3月下旬に京都市東山区の円山公園を訪れました。
円山公園には、祇園枝垂れ桜の通称で親しまれている枝垂れ桜が植えられており、毎年3月下旬から4月上旬に見ごろを迎えます。
今年は、京都のソメイヨシノが例年よりも非常に早い3月17日に開花したことから、円山公園の枝垂れ桜も、例年より早く見ごろとなりました。
見ごろに入った枝垂れ桜たち
円山公園には、京阪電車の祇園四条駅から東に約8分歩くと到着します。
公園の西の端に植えられている枝垂れ桜が、青空の下、真っ白い花をたくさん咲かせ見ごろを迎えていました。
前日に雨が降ったことから、空気が澄み、枝垂れ桜の花が青空に映えます。
ソメイヨシノは、まだ咲き始めたばかり。
お店の床几台にも、まだ人が少ないですね。
今年は、お花見ができるように公園内で準備が進んでいますよ。
公園の中央付近に植えられている祇園枝垂れ桜は満開になっていました。
中央にある太い木が祇園枝垂れ桜で、その周囲にも、数本の枝垂れ桜が植えられています。
そのため、祇園枝垂れ桜が、より華やかに感じられます。
池の周囲は、まだお花見には早い状況です。
小川の向こうの枝垂れ桜も満開。
坂本竜馬と中岡慎太郎の像の前に植えられている枝垂れ桜も、たくさんの花を咲かせ見ごろの最盛期を迎えていました。
祇園枝垂れ桜も人気がありますが、こちらの枝垂れ桜も人気で、記念撮影をしている方が何人もいましたよ。
でも、例年の見ごろ時期よりも5日ほど早くに見ごろになっていたことから、お花見で訪れた人の姿は、まだ少なかったです。
公園内を東に向かって歩きます。
東の方に植えられているソメイヨシノは、割と咲き進むのが早く、すでに5分咲き以上になっていました。
旅館の其中庵の近くに植えられている枝垂れ桜も見ごろ。
この辺りは、人がほとんどおらず、静かに桜の花を観賞できました。
円山公園の東端にやって来ました。
ここに植えられている枝垂れ桜は、他の場所と比較すると、やや花数が少なめです。
それでも、5分咲きくらいまでは咲き進んでおり、間もなく見ごろに入りそうです。
枝垂れ桜のそばに植えられている背が低いヒガンザクラは、花が散り始めており、見ごろの後半になっていましたよ。
円山公園の枝垂れ桜は、全体的に見ごろを迎えていました。
枝垂れ桜の見ごろは、3月26日までは続くと思います。
ソメイヨシノは、まだ花数が少なめですが、3月25日頃に見ごろになっているのではないでしょうか。
円山公園にお花見に行く予定の方は、3月中に訪れることをおすすめします。
この後は、祇園白川に枝垂れ桜を見に行きます。