5月中旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮では、5月になると神苑でサツキが咲き始めます。
満開になると、木々の緑に混ざってピンク色や赤色の花が咲き、初夏らしい光景を見せてくれますね。
咲き始めて間もないサツキ
石清水八幡宮には、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し、男山の山上に向かうのが便利です。
サツキが植えられている神苑にやって来ました。
きれいに刈り込まれたサツキがいくつもあり、ピンク色の花が咲き始めていました。
1週間くらい前から咲き始めているようですが、まだ花数が少ないですね。
ベンチの後ろのサツキは、花数がやや多めです。
神苑をサツキを見ながら歩いていると、何やら赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
鳴き声は、茶室の鳩峯庵の方から聞こえます。
茶室に近づくと、赤ちゃんではなく、ネコが喧嘩をしている最中でした。
再び神苑のサツキを観賞。
休憩所の石翠亭から神苑全体を見下ろします。
大きな涌峯塔と一緒に見るサツキ。
こうやって見下ろすと、サツキは、まだ緑色の面積が多いですね。
サツキの刈込と一緒に見る木々の緑がきれいであります。
サツキは、全体的にピンク色の花が多かったですが、所々で赤色や白色の花も見かけませた。
神苑から本殿にやって来ました。
この日は、晴れていたものの、空にはうっすらと雲がかかっていました。
そのため、本殿がやや暗く見えましたよ。
それでは、お参りをしましょう。
厄除け、開運のご利益を授けてくれますから、災厄が降りかからないよう、そして、運が開けるようお願いしておきます。
供御所の壁には、源頼朝の歌が書かれていました。
源は おなじ流ぞ 石清水 せきあげてたべ 雲の上まで
石清水八幡宮は、源氏など、武士からの崇敬が篤かった神社です。
表参道の駐車場付近には、源頼朝が植えたと伝わる頼朝松がありますね。
表参道から下山し、石清水八幡宮駅へ。
駅前のサツキは、たくさんの花を咲かせ、ターミナル全体が華やかなピンク色になっていましたよ。
山の上にあるサツキは、花が咲くのが遅いのかもしれませんね。
石清水八幡宮のサツキは、5月下旬から見ごろに入り、6月上旬まで楽しめそうです。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてください。