5月上旬に京都市左京区の要法寺に子ガモを見に行った後、三条通を東に15分ほど歩き、南禅寺に参拝しました。
南禅寺は紅葉の名所なので、今の時期は新緑がきれいです。
春と秋の観光シーズンには、多くの旅行者や観光客の方が訪れる南禅寺ですが、ゴールデンウィークを過ぎると人が減り、境内を歩きやすくなりますね。
境内全体が緑色
南禅寺の最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。
駅からは、北東に徒歩約5分で南禅寺に到着します。
南禅寺の参道に入る前にインクラインの下の方にやって来ると、青色のカキツバタがたくさん咲いていました。
向こうには噴水も見えます。
南禅寺の参道を東に歩きます。
参道の南側には、八千代や菊水といった旅館が建ち、また、北側には順正などの湯豆腐屋さんも建ち並んでいます。
でも、京都府には緊急事態宣言が出されていることから、営業を休止しているところが、いくつかあります。
参道を歩く人もほとんどおらず、無人に近い状態。
勅使門の近くでは、カエデが赤色の葉をたくさんつけていました。
まるで、秋のような光景です。
勅使門の南側にある中門から境内に入ります。
境内に入ってすぐに目に入るのが、石段の上に建つ大きな三門です。
五月晴れの空の下、カエデの新緑がまばゆい黄緑色。
石段を上り三門の下へ。
そして、三門をくぐります。
三門の奥の参道わきの新緑も美しいですね。
それにしても、人が全くいません。
以前は、人が減るゴールデンウィーク明けとは言え、さすがにここまで人が少なくなることはなかったのですが。
京都は、2010年代に海外からの旅行者が一気に増えて、どこに行っても混雑していましたが、今は、それ以前よりも人が減っています。
三門を横から見上げます。
いつもなら、三門に上っている観光客の姿が見えるのですが、この日は誰もいませんでした。
三門の入り口には、4月25日から緊急事態宣言のため、三門の拝観を休止している旨の貼り紙がありました。
なので、5月中は、南禅寺に参拝しても、三門には上れそうにありません。
無人の境内で見る新緑と三門。
まるで、ガイドブックのような写真です。
法堂(はっとう)の前の新緑も鮮やかな黄緑色できれいですよ。
それでは、法堂にお参りをしましょう。
天井の龍も、しっかり拝んでおきました。
南側の参道は、新緑に包まれ、一面黄緑色。
初夏らしい風景であります。
境内の南側に建つ水路閣。
この辺りは、ちらほらと人がおり、記念撮影をしていました。
人が少ないので、今なら、記念撮影し放題ですね。
5月上旬の南禅寺は、ほとんど人がいませんでした。
6月も毎年、人が少ないので、静かに南禅寺の境内を歩きたい方は、6月に参拝すると良いでしょう。
この後は、最勝院に参拝します。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。