2月下旬に京都市中京区の瑞泉寺に参拝した後、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。
下御霊神社には、早咲きの白梅と遅咲きの紅梅が植えられています。
早咲きの白梅は元日に参拝した時に咲き始めていたので、そろそろ終わりが近づいているかもしれません。
一方、紅梅は3月中旬が見ごろ時期なので、まだ少し早いかもしれません。
すでに咲いている紅梅
下御霊神社には、京阪電車の神宮丸太町駅から南西に7分ほど歩くと到着します。
地下鉄丸太町駅からだと、東に徒歩約8分です。
寺町通に面する鳥居の前にやって来ました。
鳥居の奥の正門には、龍などの装飾が施されているので、境内に入る前には見ておきましょう。
境内に入ります。
正面に建つのは拝殿です。
拝殿の後ろに本殿があるので、まずはお参りをしましょう。
本殿に祀られているのは、非業の死を遂げた八所御霊です。
平安時代は、無実の罪で亡くなった人々の怨霊が疫病や自然災害をもたらしていると考えられていました。
そのため、これらの人々を御霊として祀れば、疫病や自然災害を鎮められるとする御霊信仰が盛んになりました。
新型コロナウイルスが早く鎮まるようにお願いしておきましょう。
本殿の脇に植えられている紅梅は、すでに開花していました。
まだ咲き始めたばかりなので、つぼみが目立ちますが、木全体が赤色になってきています。
つぼみが、全体的にふっくらとしており、いますぐにでも開花しそうな感じです。
白梅が見ごろ
紅梅を見た後は、境内の南側にある天満宮へ。
天満宮の前に植えられている白梅が満開です。
もう散っているのではないかと心配しましたが、見ごろを保っていました。
白梅越しに見る拝殿。
空が晴れて、白梅の白色が、より美しく見えます。
足元には、花びらが落ちていたので、盛りは過ぎているのでしょうね。
白梅越しに神物寶庫を眺めます。
白梅の枝先は、花数が少なくなってきていました。
やはり、開花が早かった分、散るのも早いようです。
それでも、この白梅は、1ヶ月ほどはきれいに咲いていたのではないでしょうか。
もう一度本殿脇の紅梅を見に行きます。
紅梅は2本並んで植えられています。
見上げると、枝先に多くの花が咲いているのがわかりました。
そろそろ見ごろに入って来そうですね。
下御霊神社の白梅は、2月中は見ごろを保っていそうです。
紅梅は、3月上旬に見ごろになりそうですよ。
この後は、京都御苑に梅を見に行きます。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。