12月初旬に京都市上京区の京都御苑の紅葉を見た後、東隣に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。
梨木神社は9月の萩が有名ですが、晩秋には紅葉を楽しむことができます。
紅葉シーズンでも、比較的人が少なく、ゆっくりと紅葉狩りできるのが梨木神社の良いところです。
参道の紅葉
梨木神社の最寄り駅は、地下鉄の今出川駅です。
駅からは、南東に7分ほど歩くと到着します。
梨木神社の鳥居の前にやってきました。
鳥居越しに参道の紅葉が見えます。
参道を北に向かって歩きます。
両脇には、黄葉した萩や紅葉したカエデが並び、晩秋らしい景色が見られました。
紅葉は、まだしばらくは見られそうですが、全体的に色づきが悪いです。
11月中旬に気温が高い日が続いたことが影響しているのでしょうか。
散りゆくモミジ
参道の奥に建つ神門をくぐります。
正面に建つ拝殿の脇に植えられているカエデは、葉が少なくなっていました。
足元には、多くのモミジが散っています。
拝殿の後ろに本殿が建っているのでお参りをしましょう。
本殿近くのカエデは、まだ多くの葉が残っていました。
葉が少なくなったカエデの枝先と一緒に眺める神門は、しみじみとして見えます。
まだ午後2時を過ぎたばかりでしたが、日は西に傾き、建物や木々の影が長くなっていました。
神門の前に置かれている賽銭箱。
参道の紅葉が西日を受けて光っています。
紅葉は順光で見るより、逆光で見た方が美しいですね。
でも、写真は撮りにくいですが。
参道には、ほとんど人がいませんでした。
もともと参拝者が少ない神社ですが、12月に入って京都全体の旅行者や観光客の数が減っていることも、人が少ない理由でしょうね。
京都の紅葉は、12月でも見ごろを保っているところが割と多くあります。
人混みが苦手な方は、12月に入ってから紅葉を見に京都を訪れるのがおすすめです。
紅葉越しに見る社務所。
強い風が吹けば、一気に葉が散りそうです。
参道を南に向かって歩きます。
梨木神社の参道には、晩秋のもの悲しい雰囲気が漂っていましたよ。
梨木神社の紅葉は、12月初旬ではまだ見ごろを保っていました。
その後の冷え込みで、紅葉がさらに赤みを増していそうですが、そろそろ終わりを迎えそうです。
12月10日までは、ぎりぎり紅葉を見られるかもしれませんね。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。