下御霊神社の八重紅枝垂れ桜と新緑・2020年

4月上旬に京都市中京区の高瀬川の桜を見た後、北西に5分ほど歩き下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。

下御霊神社には、年に数回お参りをしますが、この時期に訪れるのは初めてかもしれません。

今回、下御霊神社に参拝したのは、神社の外から八重紅枝垂れ桜が咲いているのが見えたからです。

見ごろの八重紅枝垂れ桜

下御霊神社の最寄り駅は、京阪電車の神宮丸太町駅です。

駅からは西に7分ほど歩けば、下御霊神社に到着します。

地下鉄だと丸太町駅から東に徒歩約8分ですね。

寺町通に面する朱色の鳥居の奥には、正門が建っています。

正門

正門

正門をくぐって境内へ。

境内

境内

八重紅枝垂れ桜が植えられているのは、境内の南西角です。

花数はやや少ないですが、ちょうど見ごろを迎えていました。

八重紅枝垂れ桜

八重紅枝垂れ桜

八重紅枝垂れ桜は、その名のとおり、八重の花を咲かせます。

拝殿の屋根と八重紅枝垂れ桜

拝殿の屋根と八重紅枝垂れ桜

紅色が濃いのも、その特徴です。

花が散り始める頃には色が白くなってきますが、まだ紅色が濃いので、しばらくは見ごろを保っていそうです。

天満宮の近くでは、雪柳が真っ白な花をたくさん咲かせていました。

雪柳と正門

雪柳と正門

春の京都は、雪柳がきれいに咲いている所も多いです。

カエデの新緑

拝殿の後ろに本殿が建っているので、お参りをしましょう。

本殿

本殿

本殿に祀られているのは、非業の死を遂げた八所御霊です。

昔は、非業の死を遂げた人の怨霊が、天変地異を起こすと考えられており、神社に御霊として祀るとそれが鎮まるとされていました。

新型コロナウイルスの活動が早く鎮まるように祈願しましょう。

境内では、カエデも若葉を付けていました。

新緑と拝殿

新緑と拝殿

カエデの若葉を見ると、初夏が近づいているのを感じます。

手水鉢の水面には、先ほどの八重紅枝垂れ桜が映っていました。

手水鉢と八重紅枝垂れ桜

手水鉢と八重紅枝垂れ桜

下御霊神社の名水は、近所の人たちがよく汲みに来ます。

私が境内にいる間、名水を汲みに来ていたのは、1人だけでした。

境内の北西角のカエデの新緑もきれいですね。

見上げる新緑

見上げる新緑

見上げると、若葉を日差しが透き通っていました。

これから、京都各地で、黄緑色の新緑を見られるようになりますね。

お稲荷さんの鳥居の向こうには、花をほとんど散らした桜が見えます。

鳥居と散る桜

鳥居と散る桜

京都の早咲きの桜は、ほとんどが終わりを迎えています。

でも、これからは、遅咲きの八重桜が徐々に咲き始めますね。

本殿にお参りを済ませたので、下御霊神社から出ることに。

八重紅枝垂れ桜は、4月12日までは咲いているのではないでしょうか。

この後は、京都地方裁判所に八重紅枝垂れ桜を見に行きます。

なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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