3月下旬に京都市上京区の京都御苑で早咲きの枝垂れ桜を見た後、北東に10分ほど歩いて本満寺に参拝しました。
本満寺には、立派な枝垂れ桜が1本植えられており、毎年3月下旬に見ごろを迎えます。
以前は、桜の穴場だった本満寺も、近年、有名になってきて多くの観光客の方が春に訪れるようになっていますね。
満開が近づく枝垂れ桜
本満寺の最寄り駅は、地下鉄今出川駅です。
駅からは東に徒歩約10分。
京阪電車の出町柳駅からだと、北西に徒歩約10分ですね。
本満寺の境内に入り、本堂に向かいます。
本堂の手前では、レンギョウが黄色い花を咲かせていました。
普段は、戸が閉まっている本堂ですが、私が訪れた日は戸が開いており、中の本尊を拝むことができましたよ。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
さて、お目当ての枝垂れ桜ですが、すでに見ごろを迎えていました。
以前は、枝垂れ桜の周囲に柵がなかったのですが、昨年にマナーの悪い人がいて柵が設置されるようになりました。
本満寺は、誰でも自由にお参りできますが、マナーの悪い人が増えると境内に入れなくなるかもしれません。
お寺のご厚意で、桜を見せていただいていることを忘れないようにしなければいけませんね。
枝垂れ桜は、あと少しで満開になりそうです。
枝垂れ桜を見上げます。
近づいて見上げると、スカスカした感じなので、あまり近くで枝垂れ桜を見るのはおすすめできませんね。
空から降り注ぐような枝垂れ桜。
奥の建物は鐘楼です。
鐘楼の近くにはソメイヨシノが植えられていますが、まだつぼみでした。
また、ソメイヨシノの近くは多くのイスが並べられており休憩できるようになっていますよ。
昨年9月の台風21号で、京都の桜は枝が折れる被害が出ていますが、本満寺の枝垂れ桜は大きな被害が出なかったように見えます。
青空の下で見る枝垂れ桜は美しいですね。
見る角度を少し変えるだけで、枝垂れ桜の雰囲気が変わります。
境内の西側に建つ妙見宮のヤマザクラは咲き始めでした。
ヤマザクラが見ごろを迎えるのは4月1日以降になりそうです。
境内には、ネコが2匹いましたよ。
そのうちの1匹は、春のぽかぽか陽気からか、居眠りをしていました。
以前は、本満寺でネコを見たことはなかったのですが、どこかからやってきたのでしょうか。
丸々と太っているので、どこかの飼い猫かもしれませんね。
本満寺の枝垂れ桜は3月末までは見ごろを保っていそうです。
枝垂れ桜が終わっても、八重桜や八重紅枝垂れ桜も境内に植えられているので、本満寺は4月中旬まで桜を楽しめますよ。
なお、本満寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。