2月上旬。
京都市左京区の檀王法林寺(だんのうほうりんじ)に参拝しました。
檀王法林寺は、三条大橋の近くに建つ浄土宗のお寺です。
便利な場所に建っていることから、お参りがしやすく、年に何度かふらっと訪れますね。
椿と梅
檀王法林寺は、京阪電車の三条駅、または地下鉄の三条京阪駅を出てすぐの場所に建っています。
駅からエスカレーターに乗って地上に出ると三条通。
その三条通に面して建つのが、檀王法林寺の入り口の三条門です。
三条門をくぐって、両脇に椿が植えられた参道へ。
椿がたくさん咲いているかなと思ったのですが、あまり咲いていませんでした。
すでに散っている椿が見受けられたので、もう少し早く参拝するべきでしたね。
でも、つぼみが目立つ椿もあったので、もう少し遅くに参拝しても良かったかもしれません。
参道の先には、望西楼と呼ばれる楼門が建っています。
楼門の四隅には、四天王像が祀られているので、檀王法林寺に訪れた時は拝んでおきたいですね。
私が訪れた日は、境内で工事が行われていました。
本堂も一部に覆いがされていたので、工事中なのでしょう。
でも、お参りはできましたよ。
檀王法林寺は、山号を朝陽山といい、栴檀王院無上法林寺(せんだんおういんむじょうほうりんじ)が正式名称なのですが、誰も当寺をこのように呼ぶ人はいません。
地元の人からは「だんのうさん」の愛称で親しまれていますね。
本堂の脇には、念仏万霊塔があります。
念仏万霊塔は、延宝6年(1678年)に開山の袋中(たいちゅう)上人の直弟子であった東暉(とうき)上人が、「不断念仏会」の百余名の結縁を記して建立したものだとか。
寺務所近くに植えられている紅梅が咲き始めていました。
まだ花数は少なく、見ごろになるにはもう少し時間がかかりそうです。
冬らしくハボタンもありましたよ。
境内にある保育園の門の前にいらっしゃる童地蔵は、頭に小さな赤い帽子をかぶっていました。
保育園も工事中。
いつもは、園児たちの元気な声が聞こえてくるのですが、この日は静かでした。
工事で保育園が休みなのでしょうか。
参道の近くの小さな供養地蔵尊も寒さ対策をしていましたよ。
本堂にお参りを済ませたので、そろそろ境内から出ることに。
来る時に通った参道では、葉に隠れるように絞りの入った椿の花が咲いていましたよ。
なお、檀王法林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。