12月下旬に京都市東山区の知恩院に参拝した後、近くの八坂神社にも参拝しました。
八坂神社には、1年のうちに何度もお参りに訪れていますが、今回の参拝が今年最後になりそうです。
祇園と言えば、この八坂神社をすぐに思い浮かべる方も多いと思いますし、それを象徴するように境内には、いつも人が多いですね。
新年を迎える準備中
八坂神社は、京阪電車の祇園四条駅から四条通を東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
四条通と東大路通が交差する場所に大きな朱色の西楼門が建っているので、道に迷うことはないでしょう。
今回は、知恩院から八坂神社に向かったので、円山公園の中を抜けていくことに。
円山公園は、もう冬の景色。
木々の枝からは、葉が散り公園内の見晴らしがよくなっていましたよ。
八坂神社の南東の鳥居の前に到着。
鳥居をくぐると左手に稲荷社が建っています。
これまで、何度も八坂神社に訪れていますが、稲荷社にお参りをしたことがないことに気づいたので、まずはこちらにお参りをしておくことに。
朱色の社殿が、とてもきれいです。
最近、修復したのでしょうか。
ピカピカの社殿だと、しっかりと商売繁盛のご利益をいただけそうですね。
八坂神社の境内には、仮設のテントが建てられていました。
八坂神社は、正月三箇日の初詣客がとても多いので、お守りなどの授与所を境内にいくつか用意しておかないと大混雑します。
本殿も、新年を迎える準備のために何やら作業が行われていました。
作業をしていると言っても、本殿の中での作業なのでお参りは可能でした。
それでは、祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)に厄除けを祈願しておきましょう。
本殿にお参りを済ました後は、裏の参道へ。
まだモミジが少し残っていますね。
八坂神社は紅葉が遅めで、毎年12月に入ってから見ごろを迎えます。
それでも、12月下旬まで紅葉が残っているのは珍しいと思います。
境内の東側に建つ美御前社(うつくしごぜんしゃ)は、その名のとおり美人祈願の社です。
いつもは、美容関係のお店ののぼりがたくさん立っているのですが、この日は1本もありませんでした。
年の瀬になると、古いのぼりがはずされるのでしょうね。
年が明ければ、またのぼりがたくさん立ち並ぶのではないでしょうか。
境内の少し西側には、大国主神社があります。
以前は、あまり目立たない神社だったのですが、縁結びのご利益を目立たせてから、お参りする人が多くなりましたね。
祭神とした祀られているのは、出雲大社と同じ大国主命(おおくにぬしのみこと)です。
小さなウサギもたくさんいましたよ。
大国主命は、因幡の白兎とセットになっていることが多いですね。
大国主神社から西楼門に向かう参道では、いつもお店が出ています。
正月には、参道のお店もよく賑わっていますよ。
それにしても、八坂神社の参道の紅葉は12月下旬にもかかわらず、きれいな赤色を保っていますね。
まだ、八坂神社は秋であります。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。