12月上旬に京都御苑の紅葉を見た後、東隣の梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。
梨木神社は、萩の宮として知られており、9月には萩がきれいに咲きます。
また、境内にはカエデも多く植えられていることから、秋が深まると紅葉を楽しむこともできます。
12月に入っていますが、梨木神社は紅葉時期がやや遅めなので、まだ紅葉が残っているはずです。
散り始めたモミジ
梨木神社は、地下鉄今出川駅から南東に徒歩約10分の場所に建っています。
京阪電車だと出町柳駅から南西に徒歩約10分です。
梨木神社の二の鳥居の前にやって来ました。
一の鳥居もありますが、二の鳥居との間にマンションが建っているため、通常は二の鳥居から参道に入ります。
参道のカエデは、上の方の葉が散り始めていました。
どのカエデも、赤色に染まっているのですが、やはり12月に入ると紅葉が盛りを過ぎています。
参道をまっすぐ北に進み、神門の前にやって来ました。
神門の前の紅葉も見ごろを保っていますが、やや葉を散らしていました。
神門をくぐると正面に拝殿が建っています。
拝殿の前に植えられているカエデは、すっかり葉を散らし、下に敷き紅葉ができあがっていました。
私が訪れた日の前夜、雨と風が非常に強かったので、その影響で散ったモミジが多そうです。
石碑の近くのモミジは黄色。
周りの木々のせいで、このカエデには日が当たらないのでしょうね。
そのおかげか、まだたくさんの葉を残し見ごろを維持していました。
フジバカマの花は、すっかりシワシワとなっていました。
冬が近づいています。
それでは本殿にお参りをしましょう。
本殿前の萩も、黄色くなり、冬が近くまでやってきているのを感じます。
神門越しに参道を眺めます。
紅葉は南向きに見るのがきれいですよね。
逆光だと眩しいのですが、モミジが輝いて見えます。
神門を出て参道にやって来ました。
参道脇にも、モミジが散り、梨木神社の紅葉が終了に向かっているのがわかります。
神門前の紅葉が見ごろのカエデも、下を見ると多くの葉を散らしていました。
もう少し経つと、参道も敷き紅葉に変わることでしょう。
12月に入っていたのもありますが、梨木神社は、京都御苑のすぐ近くにもかかわらず、紅葉狩りに訪れる人が少な目です。
あまり旅行者の方に知られていないのでしょうね。
この後は、寺町通を挟んだ東隣に建つ廬山寺の紅葉を見に行きます。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。