3月末。
京都府綴喜郡井手町の玉川堤(たまがわつつみ)を訪れました。
玉川堤は、1.5kmに渡り500本もの桜が植えられている京都府下でも有数の桜の名所です。
2018年の京都の桜の開花は3月22日と非常に早く、玉川堤では、4月を待たずして桜並木が満開を迎えました。
玉川の両岸の満開のソメイヨシノ
玉川堤には、JR奈良線の玉水駅から南に歩いて3分で到着します。
「平成の名水百選 井手の玉川」と書かれた桜色ののぼりが、観光客を迎えてくれています。
堤防に上がると、目の前は満開の桜並木。
橋の上から西に流れる玉川と両岸の満開の桜を眺めます。
雲ひとつない青空の下で見る玉川堤の桜並木のなんとも美しいこと。
玉川堤では、ヤマブキもたくさんの花を咲かせていました。
黄色のヤマブキと薄紅色のソメイヨシノを一緒に見る風景は、心を浄化してくれます。
堤防を西に向かって歩きます。
そして、最も西側に来ると、「井手町さくらまつり」のゲートがありました。
2018年の井手町さくらまつりは、3月31日から4月10日までです。
期間中はライトアップも実施されるそうですよ。
玉川堤の満開の夜桜も美しいんでしょうね。
玉川堤の西側から折り返します。
私が玉川堤を訪れた日は、割と多くの観光客の方がいらっしゃったのですが、混雑するほどの人数ではありませんでした。
1.5kmも桜並木が続いているので、人が分散しているのでしょうね。
海外からお越しの方は少なかったですが、いずれは外国人旅行者にも知られるのではないでしょうか。
東に向かって堤防を歩いて行きます。
遠くに山が見えますね。
地図を見ると、山吹山という山がありますが、それでしょうか。
山吹山から北に1.5kmほどの場所に大根山もあります。
どっちかの山だと思います。
それにしても、のどかな風景であります。
いつまでも、のんびりと歩いていたいですね。
川の流れと一緒に見る桜もきれいです。
玉川堤の最も東にやってきました。
西向きに眺めると、どこまでも薄紅色の桜並木が続いているように見えます。
堤防では、桜とヤマブキ以外にも、雪柳や椿も咲いていましたよ。
桃はそろそろ終わりが近づいているようですが、まだ赤色の花を元気に咲かせていました。
今回、初めて玉川堤を訪れましたが、きれいな桜を見れて大満足でした。
晴天だったこともありますが、とても美しい桜風景で、いつまでも堤防の上を歩いていたくなりましたよ。