2月3日。
この日は、京都市各地で節分の行事が行われます。
今年、私は東山区の寺社で節分の行事に参加し、智積院(ちしゃくいん)と法住寺を訪れた後、西福寺と六波羅蜜寺の節分会を見てきました。
西福寺
最初に向かったのは六波羅蜜寺でした。
六波羅蜜寺は、京阪電車の清水五条駅から北東に徒歩約5分ほどの場所に建っています。
時刻は午後2時過ぎ。
豆撒きは2時50分からということですが、すでに本堂の前には多くの参拝者がいました。
まだまだ時間があるのにそんなに急がなくても良いのでは、そう思いながら、六波羅蜜寺の北に建つ西福寺にやってきました。
西福寺の境内では、すでに護摩が焚かれており、節分の法要が行われていました。
とりあえず中に入り、お堂の縁側に座って焚かれる護摩を見つめます。
しかし、風向きが悪く、自分の方向に煙が流れてきて目がしぶしぶします。
でも、この煙も厄除開運のご利益を授けてくれると思えば、ありがたいものです。
護摩木が焚かれる中にみかんも投入されます。
西福寺では、節分の日に参拝者に焼きみかんが振る舞われるのです。
護摩の火が小さくなりはじめた頃に参拝者にそばが振る舞われ始めました。
私も、1杯いただきました。
寒い季節ですから、温かいそばにありがたみを感じます。
旧暦では、節分の日は元日付近にあたるので、振る舞われたそばは、年越しそばなのでしょうね。
焼きみかんも1個いただきました。
いつ来ても、節分の日の西福寺は太っ腹です。
以前、お寺の方にそばを2杯も3杯もすすめられたことがありましたよ。
六波羅蜜寺
そばと焼きみかんを食べて腹ごしらえをしたところで、再び六波羅蜜寺へ。
さっきよりも本堂前の参拝者が増えています。
時刻は午後2時40分頃。
豆撒きの前に行われる法要に参加する方々が本堂の中に入っていきます。
芸者さんもいらっしゃいます。
境内は、鳴り物が響き渡り、とても賑やかであります。
本堂内での法要が終わり、いよいよ豆撒きの始まりです。
六波羅蜜寺では、豆撒きが2回行われます。
2時50分から行われる豆撒きは1回目です。
お寺の方が、参拝者にお祓いをし、豆撒きの注意点を話し始めました。
どうやら1回目の豆撒きよりも2回目の方が撒く豆の数が多いそうです。
法要の参列者の方々が、豆入りの枡を持って本堂の縁側に並び始めます。
立憲民主党の福山哲郎さんも、豆撒きに参加されてましたよ。
芸者さんも豆撒きに参加。
本堂から、福豆が撒かれます。
たくさん撒かれているようですが、私のところまでは豆が飛んできません。
何とかひとつでも取りたかったのですが、やっぱり1回目の豆撒きで撒かれた福豆は少なく、短時間で終了となり、結局1個も福豆を取れませんでした。
残念ではありますが、仕方ないですね。
でも、帰り際に七福神の絵馬を見ると、楽しい気分になりましたよ。
福豆は取れませんでしたが、六波羅蜜寺で節分の雰囲気を十分楽しめたので参拝して良かったです。
この満足感があるから、毎年、節分の行事に参加したくなるんですよね。