元日に京都市左京区の吉田神社に初詣に行ってきました。
吉田神社と言えば節分祭が有名ですが、元日に混雑するという話は聞いたことがありません。
ということで、それほど待たずにお参りできるのではないかと思い、新年のお参りに行った次第であります。
初詣客は少な目だけど
吉田神社は、京阪電車の出町柳駅から今出川通を東に15分ほど歩いた辺りにある吉田山に鎮座しています。
近くには京都大学がありますね。
吉田神社の鳥居の前に到着。
自動車で参拝される方が多いようで、参道の駐車場がいっぱいになっていました。
参道を進み2つ目の鳥居の近くにやってきました。
ここには手水屋があるので、まずは手と口を清めましょう。
竹筒には、冬らしくマンリョウの枝がさしてありましたよ。
石段を上って吉田山の中腹へ。
吉田神社の境内は、人がまばらです。
どうやら、予想したとおり元日に初詣に訪れる人は少ないようです。
しかし、本殿にお参りをしようと思ったら、100人ほどの列ができていました。
これは結構な時間並ぶ必要がありそうです。
吉田神社の本殿は、一度に3人ほどしかお参りできませんから、100人くらいの列でも時間がかかるんですよね。
15分ほど列に並び、本殿にお参りできました。
厄除けのご利益を授けてくれる神社ですから、今年1年間、悪いことがないようにお願いしておきましょう。
私がお参りを終えた後も、本殿への参拝者の列は途絶えることがありませんでした。
境内の東側に建つ神楽殿には、かわいらしい戌年の絵馬が置かれていました。
宝船もありますね。
元日から縁起が良さそうです。
他にも活花や盆栽も置かれており、その後ろには奉納された樽酒がたくさんありましたよ。
大元宮と竹中稲荷
本殿にお参りを済ませた後は、吉田山の山頂に向かいましょう。
途中には、大元宮(だいげんぐう)があります。
大元宮は、普段は参拝できないのですが、お正月や節分の日には門の中に入ることができます。
大元宮の本殿です。
茅葺屋根の六角形が珍しいですね。
大元宮には、全国の神さまが祀られており、ここにお参りをすれば全国の神社にお参りしたのと同じ効験があるのだとか。
思いつく限りのたくさんのお願いを聞いてもらいましょう。
本殿の周囲の塀には、全国の神さまの名が記されています。
この扉の奥に神さまがいらっしゃるのでしょうね。
大元宮に参拝後は、吉田山の山頂に鎮座する竹中稲荷へ。
しっかりとお参りをして、商売繁盛のご利益を授かっておきましょう。
元日の吉田神社は、本殿にお参りをするのは時間がかかりましたが、混雑するほどは初詣客はいませんでしたよ。
なお、吉田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。