10月上旬。
京都市中京区に建つ六角堂に参拝しました。
六角堂の近くには烏丸通があり、多くのビルが建ち並び近代化が進んでいますね。
でも、そのように時代が移り変わっても、長年、六角堂は同じ場所に建ち続けています。
工事中の山門
六角堂の最寄り駅は、地下鉄烏丸御池駅です。
駅を出て烏丸通を南に5分ほど歩き、六角通を東に曲がってすぐの場所に六角堂が建っています。
入り口の山門前にやってきました。
山門には覆いがしてあり、どうやら工事中のようであります。
それでも、中央から山門をくぐれるようになっていたので、そこから境内に入りました。
工事をしているのは山門だけのようで、境内はいつも見慣れた風景。
松と柳の間を通って本堂に向かいます。
そして、お参りです。
こちらは手水屋です。
これまで、あまり意識して見ていなかったので気づきませんでしたが、手水屋の天井に手拭いがかかっていました。
鳩と白鳥
六角堂と言えば、いつも境内にたくさんのハトがいます。
私が六角堂に参拝した日は、居眠りしているハトが多かったですね。
暖かい日だったので、ハトたちも、うとうとしていたのでしょうか。
本堂の北側の池で泳ぐハクチョウ。
六角堂のハクチョウは、いつも優雅に泳いでいます。
近づくと噛みつくことがあるそうですから、遠くから見るようにしましょう。
境内の東側にある小さなお堂は、親鸞堂です。
親鸞聖人は、29歳の時、毎夜比叡山から六角堂に百日参籠され、夢の中で四旬の偈文を授かり浄土真宗を開きました。
親鸞堂には、夢のお告げを聞いている「夢想之像」と六角堂参籠の姿を自刻したと伝われる「草鞋の御影」が安置されています。
親鸞堂の前には、親鸞聖人の像も立っていますよ。
今度は境内の西側にやってきました。
こちらには、わらべ地蔵と呼ばれる小さなお地蔵さまがたくさんいらっしゃいます。
わらべ地蔵が並ぶ一帯の隅の方には、ハトの置物がたくさん置かれていました。
六角堂では、鳩みくじを引けます。
その鳩みくじが、ここに並んでいるんですね。
ちなみに本堂にも、たくさんの鳩みくじが並んでいましたよ。
久しぶりに六角堂の西に建つビルに上ってみました。
ビルから見下ろす六角堂は、その名の通りの六角形。
その他のお堂も、上から見ると屋根が六角形になっているのがわかりますよ。
六角堂にお参りを済ませたので、そろそろ境内から出ましょう。
六角堂は、烏丸御池や四条烏丸から近いので、この辺りに観光で訪れた時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。