6月下旬。
京都市左京区の金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)に参拝しました。
梅雨の時期の金戒光明寺は、春の桜や秋の紅葉ほどは見るものがないのですが、蓮池と瑞泉院でアジサイが咲きます。
蓮池のアジサイ
金戒光明寺は、市バス停「岡崎神社前」から北に5分ほど歩いた辺りに建っています。
電車だと京阪電車の神宮丸太町駅から東に徒歩約15分から20分ですね。
岡崎神社前から最も近い入り口は、南門です。
その南門をくぐってすぐの場所に蓮池があります。
その名のとおり、池にはハスがあるのですが、まだ葉だけの状態で花が全く咲いていませんでした。
今回の参拝では、ハスも見たかったのですが期待はずれでした。
それでも、蓮池の周囲では、少ないながらもアジサイがきれいな花を咲かせていましたよ。
水色よりも薄い色の西洋アジサイは、梅雨らしさを感じます。
ガクアジサイの中心の青色もまた梅雨らしいです。
私が、金戒光明寺を訪れた日は、雨は降らなかったものの曇り空でした。
アジサイは、晴れている日よりも曇っている日に見た方が、しっとりとしてきれいに感じますね。
蓮池から参道を進み、阿弥陀堂にやってきました。
中には、大きな金色の阿弥陀さまがいらっしゃいます。
それでは、阿弥陀さまにお参りです。
阿弥陀堂近くの石段から見下ろす山門。
いつみても立派な山門であります。
瑞泉院のアジサイ
石段を下りて山門の下にやってきました。
そして、振り返ります。
すると、瑞泉院の入り口が目に入ります。
瑞泉院の塀際には、たくさんのアジサイが植えられており、紫色、赤色、水色など様々な色の花がきれいに咲いています。
瑞泉院のアジサイを知っている人は、それほど多くないのではないでしょうか。
梅雨は、金戒光明寺に参拝する人が少ないですからね。
薄い水色の西洋アジサイは、少し見ごろ過ぎのようで、花が乾燥し始めていました。
こちらのアジサイは、水色よりも少し色が濃い感じでしょうか。
やや赤色が混ざっていますね。
瑞泉院の塀際のアジサイは、西洋アジサイが多いですが、端の方にガクアジサイも植えられています。
ただ、ガクアジサイは、西洋アジサイよりも花数が少なく、あまり華やかではありません。
花がちょっと小さいようにも見えます。
時期的にそろそろ見ごろを終えようとしているのかもしれませんね。
瑞泉院のアジサイを見た後は、墓地の近くに建つ西雲院にハスを見に行ったのですが、蓮池と同じくまったく花が咲いていませんでした。
ハスは、7月に入ってから見に行った方が良さそうです。
なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。