4月上旬に京都市伏見区の乃木神社に参拝しました。
乃木神社は、日露戦争で活躍した乃木希典（のぎまれすけ）を祀る神社です。
彼の死後に創建された神社ですから、京都市内では比較的新しい神社ですね。
この時期に乃木神社に参拝したのは、境内の桜を見るためであります。
ソメイヨシノが満開
乃木神社の最寄り駅は、近鉄電車の桃山御陵前駅、または京阪電車の伏見桃山駅です。
どちらの駅からも、東に徒歩約15分ですね。
入り口の神門前に到着。
神門
いつ見ても立派な神門です。
神門をくぐり、左に目をやるとソメイヨシノが満開になっていました。
神門付近の桜
ちょうど良い時期に参拝に来れたようですね。
参道を進み本殿へ。
本殿近くのソメイヨシノも満開です。
つい見とれてしまいますが、まずは本殿にお参りです。
本殿と桜
復元された長府乃木邸の横のソメイヨシノも満開見ごろ。
長府乃木邸と桜
見渡せば、どこもかしこも桜が満開であります。
それなのに境内にいるのは私だけ。
この桜風景を独り占めできるとは、なんと贅沢なことでしょう。
乃木神社を創建した村野山人の像と満開の桜。
村野山人と桜
本殿の隣に建つ山城ゑびす神社にもお参りしておきましょう。
山城ゑびす神社と桜
商売繁盛と幸福を祈願しておきました。
それにしても見事な桜ばかりです。
境内を覆う桜
一面がソメイヨシノの薄紅色の花で覆われています。
静かな境内で誰にも見られずに咲き誇るソメイヨシノ。
満開のソメイヨシノ
参拝者が少ないから、これだけ美しく花を咲かせられるのでしょうか。
あまりに見事な桜風景だったので、時々、呆然と立ちすくんでしまいます。
残念だったのは、空が曇っていたことですね。
青空を背景に眺める桜は、もっと美しかったことでしょう。
しかし、人の力で天気をどうにかすることはできませんから、晴天を望んでも仕方ありません。
これだけ見事に咲いたソメイヨシノを見れたのですから、それだけで満足するべきですね。
神門近くに立つ乃木将軍景仰之碑と桜。
石碑と桜
満開の桜にばかり目が行ってしまいますが、境内には、大きな赤い花を咲かせた椿もありましたよ。
椿と桜
他にも春の花がいろいろと咲いていて、境内全体がとても華やかでした。
それにしても人が全くいないので、境内が静寂に包まれています。
このままいつまでも、心静かに桜を見続けていたいですね。
神門の近くから人の声が聞こえてきました。
どうやら参拝に訪れた方のようです。
十分に桜を観賞したので、そろそろ次の方に場所を譲ることにしましょう。
なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。