1月中旬。
京都市左京区の檀王法林寺(だんのうほうりんじ)に参拝してきました。
檀王法林寺は三条大橋の近くに建つお寺で、京阪電車の三条駅や地下鉄三条京阪駅の改札を出てすぐです。
なので、交通の便がとても良く、駅を出たらついふらっとお参りして行くことが多いですね。
椿はつぼみが多い
京阪三条駅を出て三条通の歩道を歩きかけた時、三条門の前に立つ「浄土宗だん王」の石柱が目に入ったのが、今回、檀王法林寺に参拝した理由であります。
特に参拝する予定ではなかったのですが、「だん王」の文字に誘われるように参道へ。
参道の両脇には椿が植えられています。
そろそろ椿が花を咲かせる季節ですからお参りのついでに見ていきましょう。
白色の花びらをたくさん散らした椿は、白侘助(しろわびすけ)です。
まだ1月中旬なのにこんなに花が散っているとは。
でも、近くに寄って見ると、つぼみがたくさん残っていました。
この白侘助は、2月に入っても白色の花を咲かせていそうですね。
真っ赤な椿の花。
白侘助よりも大きいです。
こちらもつぼみが多め。
赤色の椿の隣には、絞りの入った椿も咲いています。
寒さのせいなのか、あまり花に元気がない感じです。
楼門の近くで咲く白色の椿は、白藪椿(しろやぶつばき)です。
花弁が黄色くなっているものが目立ちます。
白藪椿も最近の寒波の影響で元気がないのでしょうか。
楼門を過ぎて本堂へ。
それではお参りをしましょう。
檀王法林寺には保育園があり、いつもお参りをしていると子供たちの元気な声が聞こえてくるのですが、この日は子供たちの姿が見えませんでした。
冬休みなのでしょうか。
こちらは楼門に祀られている四天王像に踏みつけられている邪鬼です。
この邪鬼の姿を見ているとかわいそうになってきます。
一体、どのような悪さをしたのでしょうか。
楼門の近くにいらっしゃる小さなお地蔵さん。
他にも楼門の近くには石仏がたくさん祀られています。
その中の大きなお地蔵さんは江戸時代に造られたもので、安産祈願する女性が多かったとのこと。
短時間でしたが、お参りを済ませたので、そろそろ境内から出ることにしましょう。
再び参道を歩きながら、椿を観賞しました。
檀王法林寺の椿はまだまだつぼみが目立つ状態でしたから、2月以降に参拝すると、きれいな花がたくさん咲いているのではないでしょうか。
なお、檀王法林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。