7月下旬。
京都市下京区の東本願寺にハスを見に行ってきました。
東本願寺は、京都駅から北に徒歩約5分の場所に建っている立地条件抜群のお寺。
毎年夏になると、南側の濠でたくさんのハスが花を咲かせます。
なので、私は毎年のように夏になると東本願寺にハスを見に行っています。
滅多に見れない双頭蓮
東本願寺の南側の濠にやってきました。
遠目からでも、たくさんのハスの葉が濠を埋め尽くしているのがわかります。
濠に近づいて見ると、すでにシャワーヘッドのようになってしまったハスもありましたが、まだ、つぼみが多く残っていました。
開いたハスの花。
訪れた時間帯が午後3時前だったので、開き切った花とつぼみが多かったですね。
そして、1日で最も暑い時間帯のせいか、ハスがお疲れ気味でした。
首を垂れてしまって夏バテしているようです。
濠で咲くたくさんのハスを見ていると、その中に変わった姿をしたハスがありました。
茎の左右にひとつずつ花を咲かせていますね。
帰宅して調べてみると、これは双頭蓮(そうとうれん)というそうです。
とても珍しいハスで、50年に1度とか100年に1度とかしか見れないと言われているとか。
そんな珍しいハスとは知らず、撮影したのはこの1枚だけでした。
事前に知識があれば、いろんな角度から撮影したのに。
滅多に見れないのにもったいないことをしてしまいました。
こちらは、これから開きそうなハス。
ゆっくり時間をかけながら、花弁を開いていってるようです。
陽が落ちる頃には、きれいに開いたのでしょうか。
それとも翌朝に持ち越されたのでしょうか。
それにしても、濠はどこを見てもハスだらけですね。
大きな葉のせいで、濠の下側が全く見えません。
一直線に伸びたハス。
久寿玉のようにいきなりパカッと開きそうな感じですね。
仲良く並んだハス。
右側の花が散った頃に左側のつぼみが開きそうです。
東本願寺のハスは、お盆の頃まで楽しめますよ。
できるだけ早く訪れた方がきれいな花を見れると思います。
京都駅から近くなので、夏に京都駅で電車から降りた時は、ついでに東本願寺のハスを見に行ってはいかがでしょうか。
なお、東本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。