2月下旬。
京都市伏見区の淀水路に行ってきました。
淀水路には、遊歩道があり、その脇に多くの河津桜が植えられています。
河津桜はソメイヨシノよりも開花が早く、見ごろを迎えるのは毎年3月中旬です。
例年だと、まだ見ごろどころか開花もしていない時期なのですが、河津桜を見てきました。
早咲きの河津桜は3分咲き
淀水路は、京阪電車の淀駅から線路沿いに大阪方面に10分ほど歩くと到着します。
淀水路には、「淀の河津桜」と白い文字で書かれたピンク色ののぼりが出ていました。
こののぼりは、「淀さくらを育てる会」が設置したもののようです。
以前は、このようなのぼりはなかったのですが、淀の河津桜を宣伝するために設置したのかもしれませんね。
まだ2月下旬なのに河津桜は3分咲き程度まで開花が進んでいました。
2016年は暖冬だったので、例年よりも河津桜の開花が早まっているのでしょうか。
去年も同じころに見に来たのですが、つぼみしかありませんでした。
水路の遊歩道に下ります。
近くで見ると、まだつぼみが多いのがわかります。
それでも、2月下旬でこの咲き具合ですから、見ごろ時期は例年よりも早くなりそうですね。
ピンク色の桜の花が可憐であります。
時折、メジロもやって来て、河津桜の枝にとまったり跳ねたりしていましたよ。
開花が早いとは言え、さすがにまだ2月ですから、多くの河津桜が枝だけの状態でした。
つぼみは徐々に膨らんできていますが、開花は3月に入ってからでしょうか。
黄色い名の花が咲いていました。
淀水路の遊歩道わきでは、春になると菜の花もたくさん咲くので、こちらも見ておきたいですね。
こちらの河津桜は、5分咲き程度まで開花が進んでいました。
青空を背景に見る河津桜。
まだ寒い日が続きますが、日差しは少しずつ春に近づいています。
日が落ちる時間も遅くなってきていますから、少し気温が高い日だと、春を感じることができるようになってますね。
京阪電車の線路と河津桜。
河津桜は、淀水路と京阪電車の線路が交差する辺りで開花が進んでいましたが、それ以外の場所では、まだつぼみの状態の木が多かったです。
おそらく、淀水路全体で河津桜が花を咲かせるのは3月に入ってからでしょうね。
見ごろは例年よりも早くなりそうですが、3月10日以降になるのではないでしょうか。
2016年3月14日追記
淀水路の河津桜が3月中旬に見ごろを迎えました。