申年の元日に京都市東山区の豊国神社に初詣に行ってきました。
織田信長にサルと呼ばれていた豊臣秀吉が祀られている神社ですから、申年に参拝しておけば大いにご利益を授かれそうです。
また、正月三箇日には唐門が開くので、本殿の前まで行って参拝できます。
豊国神社に出世開運を祈願
豊国神社の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
そこから北東に5分ほど歩くと、豊国神社の大きな鳥居が現れます。
鳥居をくぐり参道へ。
豊国神社に参拝する前に伏見稲荷大社に初詣に行ってきたのですが、そこと比較すると参拝者はとても少なく感じます。
これくらい空いていると、新春から清々しいお参りができるのですが。
国宝三唐門のひとつに数えられている豊国神社の唐門です。
いつもなら、この唐門の前からお参りするのですが、せっかく境内に入れるのですから本殿の前まで行ってお参りをしましょう。
境内にも、それほど人はいません。
でも、本殿前には行列ができていたので、少しばかり待ち時間がありました。
お賽銭を入れて、二拝二拍手一拝。
出世開運のご利益を授けてください。
そう祈っておきましたよ。
本殿前は、順番にお参りをする初詣客が後を絶ちません。
あまり参拝者がいなかったのですが、私がお参りを済ませた後、行列が長くなっていました。
唐門の扉の装飾も見ておきましょう。
社務所では、様々なお守りが並んでいました。
秀吉らしくヒョウタンやワラジのお守りもありますし、干支のおみくじもあります。
京都十六社朱印めぐりののぼりも出ていました。
京都十六社朱印めぐりは、2月15日まで行われており、全てのご朱印を集めると、干支の置物が授与されます。
興味がある方は、京都十六社朱印めぐりに参加してください。
方広寺と大仏殿跡
豊国神社に参拝した後は、北隣の方広寺にも立ち寄りました。
方広寺には、豊臣家滅亡の原因となった釣鐘が今も残っています。
以前、元日に方広寺に訪れた時は間近で釣鐘を見れたのですが、今年は鐘楼の戸が閉まっていたので、外から眺めることしかできませんでした。
方広寺の東側には大仏殿跡地があります。
大仏と言えば奈良の大仏が有名ですが、実は、京都にも豊臣秀吉が造立した大仏があったんですよね。
でも、何度も火災にあったため、現在、大仏は残っていません。
大仏殿跡地にコスモスが咲いていました。
秋の花がまだ咲いているとは。
暖かい気候が続いたので、コスモスも咲き続けているのでしょうね。