毎年9月中旬から下旬にかけて、京都市上京区の梨木神社(なしのきじんじゃ)で萩まつりが行われます。
2015年は、9月19日から23日のシルバーウィークの期間に合わせて萩まつりが行われることから、多くの参拝者で境内が賑わうことが予想されます。
ということで、萩まつり初日の19日に梨木神社に参拝してきました。
参道の萩は見ごろ前
梨木神社の最寄り駅は、地下鉄今出川駅または京阪電車の出町柳駅です。
今出川駅からだと東に徒歩10分、出町柳駅からだと西に徒歩10分ほどで梨木神社の鳥居の前に到着します。
一の鳥居と二の鳥居の間にマンションが建ったため、二の鳥居が事実上の梨木神社の入り口となっています。
鳥居の近くの萩が緑色の葉をたくさん付けていますね。
参道の両脇にも、たくさんの萩が植えられています。
ただ、まだ満開前のようで、華やかさに欠けます。
それでも、一部の萩は見ごろを迎えていましたよ。
梨木神社は紅葉の名所としても知られています。
参道わきのカエデの葉が徐々に色づき始めていましたよ。
琴の音色を聴きながら参拝
参道の奥にある神門をくぐります。
萩まつり初日の催しは以下のとおりです。
- 上方舞(午前10時から)
- 居合抜刀術(午前11時30分から)
- 生田流筝曲(正午から)
この他にも、府市民俳句大会が行われていたり、抹茶席が用意されていたりしました。
萩の枝に吊るされた短冊には俳句がしたためてあったのですが、府市民俳句大会の参加者のものなのでしょうか。
私が参拝した時は正午をまわっていたので、生田流筝曲(いくたりゅうそうきょく)の時間帯です。
舞殿では、琴の演奏が行われており、境内全体が雅な音色に包まれていましたよ。
イスに座って演奏に聴き入っている参拝者の方がたくさんいました。
心が落ち着く音色なので、ずっと聴いていると、だんだんと眠気が襲ってきます。
眠ってしまう前に本殿にお参りを済ませておきましょう。
本殿の周りが萩で埋め尽くされています。
本殿と舞殿がある敷地は、毎年、萩の数が増えています。
今年は境内全体を囲むようにたくさんの萩が花を咲かせており、まさに萩の社と言うにふさわしい景色を作り出していました。
足元でも、赤い萩の花がたくさん咲いてます。
舞殿の前には白い萩の花も。
萩の花は小さいので、梨木神社のようにたくさん植えられていないと、なかなか華やかさが出ません。
でも、あまり華やかでないのが萩の良いところなのでしょうね。
お参りを済ませたので梨木神社から出ることに。
参道にはお店も出ていましたよ。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。