夏の終わりが近づく8月下旬。
京都市東山区の六波羅蜜寺に参拝してきました。
暑さが和らいできているとは言え、この時期は油断していると体調を壊してしまいますから、そうならないように六波羅蜜寺の十一面観音立像にしっかりと無病息災を祈願しておきましょう。
福寿弁財天
六波羅蜜寺は、京阪電車の清水五条駅から北東に7分ほど歩いた辺りに建っています。
境内に入って、正面に建っているのは、福寿弁財天を祀っているお堂です。
まずはこちらにお参り。
都七福神めぐりのひとつとなっている弁天さまですから、きっと福徳財運のご利益を授けてくださることでしょう。
福寿弁財天のお堂の近くには、平清盛の塚と阿古屋塚が並んでいます。
以前は、屋根がなかったのですが、今は風雨をしのげるようになっていますね。
阿古屋塚については以下の過去記事で紹介していますので、ご覧になってください。
入口の近くにある六波羅探題跡の石柱の近くでは、キキョウが咲いていました。
キキョウは、まだまだ見ごろを保っています。
京都市内のキキョウの名所でも、おそらく見ごろを保っているでしょうね。
なで牛さんにもお参りしておきましょう。
自身の体の痛むところや痒いところをなでると良いそうです。
夏バテして、だるく感じる所をなでておけば、元気が出てくるかもしれませんね。
本堂に参拝
それでは本堂に上がって、本尊の十一面観音立像にお参りをしましょう。
十一面観音立像は、その昔、都で疫病が流行した時、空也上人が車に乗せて市中を廻り、病魔を退散したと伝えられています。
なので、しっかりとお参りをしておけば元気でいられそうです。
本堂にお参りを済ませたので外に出ます。
本堂の前には、みずみずしい苔のじゅうたんがありました。
夏の暑さに負けず、しっとりとした苔を見ていると、涼しく感じますね。
本堂の奥にあるお堂にもお参りをしておきましょう。
このお堂には、銭洗弁財天が祀られています。
銭洗弁財天は、金運を授けてくれると伝えられています。
六波羅蜜寺に参拝した時は、この銭洗弁財天にも忘れずにお参りしておきたいですね。
一通りお参りを済ませたので、境内から出ることに。
最後は、道路から本堂を撮影。
境内からだと、なかなか本堂全体を写すことができません。
でも、境内の外からでも本堂全体を写真に収めることはできないんですけどね。
なお、六波羅蜜寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。