京都の梅雨明けは7月20日でした。
私が梅雨明けの発表を知ったのは、当日のテレビのニュースだったのですが、それを見る前に梅雨明けを実感していました。
なぜ、梅雨明けがわかったのかと言いますと、空を眺めながら京都を歩いていたからです。
この日は、とても爽やかな青空が広がっており、梅雨の空とは明らかに違うなと感じたんですよね。
塩小路橋付近の景色
京都市東山区と下京区の境目となっている塩小路橋付近を歩いていると、真っ青な空にところどころ純白の雲が浮かんでいるのが見えました。
その下に流れているのは鴨川です。
この爽やかな空を見れば、梅雨が明けたと誰もが思うのではないでしょうか。
ただ鴨川は数日前の台風の影響で濁っていたのですが。
水量も普段よりも多いですね。
でも、台風の日は川床に達するかもしれないというところまで水位が上がっていたので、それと比較すると鴨川の流れは落ち着いています。
川端通と鴨川の境目から見上げる京都の空。
こうやって見上げると、京都とは思えませんね。
どこか南国に来ているような錯覚を覚えます。
出町柳よりも北に行けば、もっと自然の景色が広がっているので、よりすがすがしさを感じることができたでしょう。
夏らしさを感じるサルスベリ
京阪電車の七条駅近くまでやってきました。
駅の近くでは、サルスベリが赤色の花を咲かせていましたよ。
まだ木の上の方だけしか花は咲いていませんでした。
それでも、青空を背景にサルスベリの花を眺めていると、夏の到来を感じることができます。
川端通の東側のサルスベリは、たくさんの花を咲かせていました。
道路を挟んだだけなのに先ほどのサルスベリとは全然咲き具合が違いますね。
こちらのサルスベリは夏本番といった感じです。
枝先にたくさんの赤色の花が咲いています。
赤色のサルスベリの花を見ていると、不思議とイチゴ味のかき氷が食べたくなってきます。
それにしても梅雨明け空は、何度見ても爽やかですね。
台風が去った後だから、空気が澄んでいて、より空の青さが際立っています。
年によっては、いつ梅雨明けしたかわからないこともあるのですが、2015年の京都は誰もが梅雨明けを実感できたのではないでしょうか。
これから暑い夏が始まりますが、夏だから楽しめる京都もありますから、ぜひとも観光に訪れてほしいですね。