京福電車には、車折神社(くるまざきじんじゃ)という駅があります。
その名のとおり、この駅を出てすぐのところには、車折神社という神社が建っています。
この神社は、境内に芸能関係者御用達の神様が祀られていることで有名です。
芸事上達の神様が祀られている芸能神社
今回、京福電車の車折神社駅からではなく、南側の入り口から車折神社の境内に入りました。
特に南側から入るといいことがあるとか、そういうことではないのですが、祇王寺を拝観した後、電車に乗らず、桂川沿いの道を歩いていたら、車折神社の南側に着いたというだけです。
強いて言えば、南側から境内に入った方が、若干、芸能神社に近いという利点があります。
芸能神社は、名前のとおり、芸事上達の御利益があることで知られています。
そのため、芸能関係者の方もよく参拝されていますね。
私が訪れた時には、芸能人の方は参拝されていませんでしたが、朱色の玉垣に書かれた名前を見れば、多くの芸能人の方が参拝されているのがわかります。
玉垣を見ていると、バラエティ番組で活躍されているあのタレントさんや人気沸騰中のジャニーズ事務所の彼ら、東から始まる韓国のアイドルグループなど、日ごろテレビなどでよく見かける芸能人の方の名前がずらりと並んでいますね。
中には、ホストの方のような名前も書かれていましたが、おそらく芸能関係の方なんでしょう。
芸能神社の社殿を見ていても、芸能関係の方に馴染み深い神社だということがわかります。
壁や柱にたくさんの芸能関係者の名前や写真が貼られていますね。
芸能神社は、若い方に人気のようで、私が訪れた時にも修学旅行生と思われる学生さんが芸能神社の玉垣を眺めていました。
願い事が叶ったらお礼を言いに来る
芸能神社にお参りした後は、車折神社の本殿へ。
本殿に向かうには、下の写真の茅の輪(ちのわ)をくぐります。
茅の輪をくぐると心身が清められ、さらに人形(ひとがた)を書けば、知らない間に付いてしまった罪やけがれが祓われて、運気が上昇するそうです。
茅の輪をくぐった後は、本殿に参拝。
車折神社は、商売繁盛、学業成就といったご利益があるとされています。
参拝を終えて、後ろを振り返るとたくさんの石が置かれているのに気付きました。
祈念神石と書かれていますね。
説明書を読んでみると、社務所で祈念神石を授かり、本殿で神石をを持ち願い事を強く念じて、家の神棚や目線よりも高い場所に安置し、毎日祈り続けるといいらしい。
そして、願い事が叶った後、家の近くで石を拾い、お礼を書いて本殿の前に納めるそうです。
確かに本殿の前に納められた石には、「ありがとうございました」とお礼の言葉が書かれていました。
願い事が叶うと神社に参拝したことをつい忘れてしまいますが、車折神社で祈念神石を授かった方は、参拝したことをしっかりと覚えている方ばかりのようです。
私もお礼の心を忘れないように心掛けます。
なお、車折神社の詳細については、以下のページをご覧になってください。