3月中旬に京都府八幡市の足立寺史跡公園(そくりゅうじしせきこうえん)に梅を見に行ってきました。
訪れた時間は、午後5時頃。
春になり、日が少しずつ長くなっていますが、さすがに3月だと薄暗くなり始める時間帯です。
咲き具合がバラバラ
足立寺史跡公園は、京阪電車の橋本駅から南に20分程度歩いた辺りにあります。
地元の人の憩いの場となっている公園で、遠くから訪れる人はほとんどいません。
なので、梅を見に来る人も少なく、のんびりと観賞できます。
とは言え、夕方なので、そんなに悠長に梅見をしている余裕はありません。
テキパキと見て行きましょう。
入口の石段を上ると、和気清麻呂を祀る和気神社の鳥居があります。
その近くに数本の梅が植えられています。
この辺りは、白梅が多め。紅梅は1本だけですね。
白梅の近くに寄ってみると、6分咲き程度まで開花が進んでいました。
夕日を受けた白梅は、ややオレンジ色に見えます。
夕暮れ時に見る梅は情緒がありますね。
こちらは紅梅。
3分咲き程度でしょうか。あまり花が咲いていませんね。
枝先を見ると八重の紅梅がちらほらと咲いていますが、つぼみが目立ちます。
石段付近で最も開花が進んでいたのが、下の写真に写っている白梅です。
この白梅は、一番背が低いのですが、花の数は一番多かったですね。
白梅といっても、ひとつの木から、白い花と赤い花を咲かせる源平咲きの梅です。
和気神社の鳥居付近の梅は、どれも源平咲きの梅です。
白い花が多い木と赤い花が多い木がありますよ。
ひとつの花に白い花びらと赤い花びらを付けているものもあるのですが、この日は、そのような花は、ほとんど咲いていませんでした。
次は、公園の西側へ。
この辺りにも数本の梅の木が植えられています。
でも、和神社付近と比較すると、開花が遅いですね。
2分咲きから3分咲きでしょうか。
遠くからだと咲いているのかどうかわからない状態です。
でも、枝の先の方を見ると、白梅がたくさん咲いていました。
他にも、この近くには紅梅があったのですが、その紅梅は終わりに近づいていました。
同じようなところに植えられているのですが、開花の進み具合がバラバラです。
そろそろ日が山に沈みかけてきたので、観梅を終了します。
おそらく、開花が遅い梅だと、3月20日頃まで、見事を保っているのではないでしょうか。