2月26日に京都市東山区の法住寺を訪れました。
時期的にそろそろ梅が花を咲かせている頃なんですよね。
ただ、2014年の冬は非常に寒かったので、梅の開花が遅そうな気がするのですが、こればかりは実際に見に行ってみないとわかりません。
塀際の梅
京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩いて、法住寺の山門前に到着。
法住寺の梅は、塀際に植えられています。
山門付近の白梅は、つぼみが目立つ状況。
全く花が咲いていないように見えますが、近くに寄って枝を観察すると、ちらほらとかわいらしい花が咲いていました。
まだ木全体としては、咲き始めた状態なので、華やかさはありませんでしたが、空に向かって咲いている梅の花を見ると、春がそこまでやってきているんだなと感じます。
白梅の近くには背の低い紅梅がありました。
こちらは、小さいながらも見ごろを迎えていましたよ。
竜宮門近くの紅梅は、かなり花が咲いていました。
先ほどの背の低い紅梅よりも、色が濃いです。
2月のまだ寒い時期だと、色の濃い紅梅がきれいに思えますが、3月に入ってポカポカとした陽気になってくると、今度は薄い色の紅梅の方がきれいに感じます。
我ながら、不思議な感情だなと思いますね。
紅梅は全体的に5分咲きといった感じでしたよ。
境内の梅はつぼみ
竜宮門から境内に入り、本殿にお参りをしました。
そして、しばらくの間、境内を散策することに。
法住寺の境内はそれほど広くないので、中に入った段階で、梅の花がまったく咲いていないことがわかりました。
白梅は、つぼみだけの状態で、どこを見ても花が咲いていません。
開花には、まだまだ時間がかかりそうですね。
真っ赤な実を付けたマンリョウ。
冬の殺風景な境内に色を添えてくれています。
法住寺では、3月3日まで、つり雛展が催されています。
拝観料は300円です。
私は、拝観しなかったのですが、小さな娘さんやお孫さんがいらっしゃる方は、一緒に拝観されると良い思い出になるのではないでしょうか。
赤い傘の下に置かれた盆梅は、塀際にあった紅梅よりも、さらに背が低いですね。
今の時期は、京都の多くのお寺や神社で盆梅を見かけます。
お寺は、四季の移り変わりを実感するのには、良い空間です。
定期的にお参りをして、その時々の季節を感じると、心身をリフレッシュさせることができますよ。
最後にもう一度、竜宮門付近の紅梅を眺めて法住寺を後にしました。
この日の状況から予想すると、法住寺の梅の見ごろは、3月5日以降になりそうです。
その頃でも、境内の白梅は咲き始めかもしれませんが、紅梅は、良い感じになっているでしょう。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。