5月初旬に京都市左京区の永観堂を訪れました。
訪れたというより、ちょっと参道を覗いたと言った方が良いのですが。
永観堂は、もみじの永観堂と呼ばれるように秋は、紅葉がきれいなところです。
なので、初夏は新緑も美しいお寺であります。
塀からこぼれるカエデの新緑
永観堂は、南禅寺から北に10分ほど歩いた辺りに建っています。
最寄駅は地下鉄蹴上駅ですね。そこからだと15分ほど歩くことになります。
山門の前に到着すると、青々とした葉をたくさん付けたカエデがお出迎え。
秋は、人であふれ返っている永観堂も、この時期は人がまばらです。
山門越しに参道に目をやると、塀からはたくさんのカエデの葉。
参道の左側にはツツジも植えられています。
まだ咲き始めて間もないようで、花は少なめでした。
数日遅く訪れていたら、赤色や白色のツツジの花で参道が賑やかになっていたことでしょう。
参道の中ほどから境内を見ると、多宝塔が見えました。
ズームを使って多宝塔の撮影に挑戦。
意外と大きく写すことができました。
今は新緑に包まれている多宝塔ですが、秋になると赤色や黄色の葉に囲まれます。
ただ、紅葉の時期は拝観料が1,000円と、高めなんですよね。
私も、それが気になって、永観堂の境内に入ったのは一度だけです。
紅葉以外の時期だと、拝観料が600円なので、他の寺院と大差ありませんよ。
塀からは、カエデの新緑が、溢れるように参道に迫っています。
柔らかい感じの緑色なので、見ていて、目が疲れません。
むしろ、目の疲れが取れそうな気がするくらいです。
赤色のカエデもありましたよ。
新緑に混ざった赤いカエデの葉は、とても目立ちます。
こういった赤色のカエデと緑色のカエデを同時に見れるところは、そう多くありません。
特に初夏は、葉がとても元気で、汚れも少ないため、夏以降に見る赤色のカエデよりもきれいですね。
ゴールデンウィークに訪れた永観堂でしたが、混雑している感じではありませんでした。
参道を行く人の姿もまばら。
これなら、ゆっくりと拝観できそうなので、境内に入ってみても良かったですね。
梅雨があけるまでは、きれいなカエデの新緑を楽しめることでしょう。
この時期の京都は、人がとても少ないので、観光にはちょうど良い季節ですよ。
なお、永観堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。