春になると観光客の方で賑わう祇園白川。
その理由は、町並みが京都らしいことにありますが、桜がたくさん植えられていることにもあります。
祇園白川の桜の見ごろは例年だと4月上旬ですが、早いものだと3月下旬に見ごろを迎える桜もあります。
3月22日。
祇園白川の桜がどの程度開花しているかを確認してきました。
予想よりも開花が進んでいる枝垂れ桜
京阪電車の祇園四条駅を出て、白川南通に来てみると、すでに枝垂れ桜が良い感じで花を付けていました。
2013年の桜の開花は、例年よりも早くなっていますが、進み具合は予想以上に早いですね。
まだ、この時期に枝垂れ桜が見ごろ近くまで咲いていると思っている人は少ないようで、いつもなら観光客で賑わう祇園の人影がまばらでした。
枝垂れ桜と並んで椿もたくさんの花を付けていましたよ。
かにかくに碑に降り注ぐ枝垂れ桜もきれいです。
祇園の桜は、南向きに眺めることになるので、写真撮影の際は、どうしても逆光となってしまいます。
早朝に訪れると撮影しやすいのでしょうが、なかなかその時間帯に来るのは、意志の弱さもあって難しいです。
でも、逆光で見る桜も日差しを浴びて輝いているような感じで、それはそれできれいなんですけどね。
やはり枝垂れ桜は川の流れとよく似合います。
祇園と言えば、サギをよく見かけることがあります。
ここで見るサギは、なかなかおもしろいんですよね。
この日に出会ったサギは、もの欲しそうに店の中をのぞいていましたよ。
白川北通も開花
白川南通から今度は白川北通に移動。
白川北通は、南通と比較すると、京都らしい景観が少ないためか、あまり人気がありません。
でも、ここにも桜が何本も植えられているので、ついでに見ておいた方が良いですよ。
3月22日には、花が咲き始めたところでした。
ここに植えられている桜も早く咲くのですが、枝垂れ桜ほど開花が進んでいません。
品種は、ソメイヨシノのような感じですが、それにしては開花が早いので、実際のところはよくわかりませんね。
椿は、もう見ごろになっていましたよ。
白川沿いには、結構多くの椿が植えられているので、お花見の際はこちらにも注目です。
下の写真に写っている桜は、3分咲き程度まで開花が進んでいました。
3月22日の状況から予想すると、祇園白川の枝垂れ桜は、3月最終週には盛りを過ぎているのではないでしょうか。
おそらく25日か26日あたりに満開となっているでしょう。