法住寺で見ごろを迎えた八重紅枝垂れ桜・2025年

4月上旬。

京都市東山区の法住寺に参拝しました。

法住寺には、境内に八重紅枝垂れ桜が1本植わっています。

八重紅枝垂れ桜は、ソメイヨシノより見ごろを迎えるのが遅いので、まだ見ごろ前ではないかと思ったのですが、どれくらい咲いているか確認するために参拝することにしました。

無人の境内で咲く八重紅枝垂れ桜

法住寺には、京阪電車の七条駅から東に徒歩約6分で到着します。

市バス停「博物館三十三間堂前」からだと、南に徒歩約3分です。

法住寺の山門前にやって来ました。

山門

山門

山門をくぐって境内へ。

正面には玄関があります。

境内

境内

その玄関の北側では、ひっそりとシモクレンがたくさんの花を咲かせ見ごろとなっていました。

シモクレン

シモクレン

この時期は、桜に目が行きがちですが、モクレンもきれいな花を咲かせます。

玄関から南に少し歩くと、八重紅枝垂れ桜が植わっています。

すでに八重紅枝垂れ桜は見ごろを迎えていました。

想像したよりも開花が早かったようです。

不動堂と八重紅枝垂れ桜

不動堂と八重紅枝垂れ桜

八重紅枝垂れ桜は、その名のとおり、濃い紅色の八重の花を咲かせ、遠目からでも華やかに見えますね。

上の写真に写っている建物は、不動堂です。

足元では、スイセンも白色の花をたくさん咲かせていましたよ。

スイセン

スイセン

それでは、不動堂にお参りをしましょう。

中には、後白河法皇の念持仏である、身代り不動明王が祀られています。

災厄が降りかかって来ないようにお願いしておきましょう。

不動堂から眺める境内。

境内の中央にぽつんと八重紅枝垂れ桜が植わっているのが特徴的です。

不動堂から見る八重紅枝垂れ桜

不動堂から見る八重紅枝垂れ桜

普段から参拝者が少なく、この日も私だけお参りに来ていました。

八重紅枝垂れ桜がきれいに咲いているのに見る人がいません。

枝先まで、びっしりと紅色の花が咲いていますね。

八重紅枝垂れ桜の枝先

八重紅枝垂れ桜の枝先

この日は、晴天だったこともあり、より美しく見えましたよ。

境内から出ます。

塀際に植えられているソメイヨシノが満開でした。

ソメイヨシノ

ソメイヨシノ

一方、ヤマザクラは、ほとんどの花を散らし、見ごろを終えていました。

散る山桜

散る山桜

ヤマザクラは、ソメイヨシノより早く開花するところもあれば、ソメイヨシノと同じくらいに開花するところもあり、場所によって見ごろ時期が異なる印象があります。

隣の養源院にも参拝しようと思ったのですが、この日は門が閉ざされていました。

門の貼り紙には、4月は月曜日と木曜日は閉門と書かれていました。

養源院の北にある赤十字の八重紅枝垂れ桜も見ごろを迎えていますね。

赤十字の八重紅枝垂れ桜

赤十字の八重紅枝垂れ桜

赤十字は、建物が取り壊されており、この八重紅枝垂れ桜だけが残っています。

法住寺の八重紅枝垂れ桜は、4月13日頃までは見ごろが続いていたのではないでしょうか。

この後は、智積院に桜を見に行きます。

なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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