3月中旬。
京都市下京区の文子天満宮（あやこてんまんぐう）に参拝しました。
文子天満宮は、北野天満宮の前身とされる神社で、本殿には学問の神さまの菅原道真が祀られています。
菅原道真が祀られている神社には、梅が植わっていることが多く、文子天満宮にも数本の梅が植えられています。
この時期になると梅もそろそろ終わりが近いのですが、今年は梅の開花が遅かったので、まだ咲いているだろうと思い、文子天満宮を訪れることにしました。
花数が少なめの枝垂れ梅
文子天満宮には、京都駅から北東に約7分歩くと到着します。
入り口には、ここが文子天満宮であることを示すのぼりが立っていますよ。
文子天満宮
狭い神社なので、のぼりがないと見落としそうになります。
入り口付近に植わっている白梅は、ほとんどの花を散らし、見ごろを終えていました。
また、紅梅は、びっしりと花が咲いている枝もあれば、ほとんど咲いていない枝もあり、そろそろ終わりが近づいている感じでした。
紅梅
背が低い枝垂れ梅は、花数が少ないものの、今がちょうど見ごろのようです。
枝垂れ梅
枝垂れ梅は、つぼみがほとんど残っていなかったので、おそらく、これで満開なのでしょう。
枝垂れ梅の枝先
見ごろの白梅
境内に入ります。
正面に本殿が建っているのでお参りをします。
本殿
鳥居を入った右手には、白瀧稲荷大明神を祀る社があります。
白瀧稲荷大明神
その近くに植わっているオガタマノキは、相生（あいおい）の御神木と呼ばれ、良い縁成就や夫婦円満のご利益を授けてくれると信仰されていますよ。
相生の御神木
本殿の北側に植わっている白梅は、ちょうど見ごろを迎えていました。
白梅
見上げると上の方の枝にいっぱい白色の花が咲いているのがわかります。
白梅の枝先
白梅は、撮影しにくい場所にあるので、なかなかうまく写真を撮れません。
実際に見ると、もっときれいなのですが。
白梅から奥に進むと、本殿の裏側に回れます。
本殿の裏側には成就社があるのですが、今まで本殿裏に行ったことがなかったので、全く気づきませんでした。
成就社
成就社にもお参りをしておきましょう。
きっと、願い事を叶えてくれるはずです。
お参りを済ませ、境内から出ると大勢の人が鳥居の前にいました。
どうやらツアーのようです。
ツアーの参加者は国内の方ばかりです。
あまり有名ではない文子天満宮を訪れるとは、なかなかマニアックですね。
日帰りのツアーでしょうか。
文子天満宮の梅は、境内の白梅はきれいに咲いていましたが、門前の梅は、花数が少なめでした。
境内の白梅は、3月23日まではきれいに咲いていると思います。
この後は、東本願寺に参拝します。
なお、文子天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。