寂光寺で残る紅葉・2024年

12月中旬に京都市左京区の河合神社に紅葉を見に行った後、南に約30分歩き、寂光寺(じゃっこうじ)に参拝しました。

寂光寺は、囲碁の本因坊ゆかりのお寺で、囲碁の世界では認知度が高いですが、一般の参拝者は非常に少ないです。

境内には、カエデが数本植えられており、晩秋は静かに紅葉を見られるのが、寂光寺の良いところであります。

終わりが近い紅葉

寂光寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北東に約7分歩くと到着します。

仁王門通に面する山門の前にやって来ました。

山門

山門

北向きに門が開いているのが珍しいですね。

境内に入ります。

いつもながら、人がいません。

境内

境内

本堂の正面へ。

本堂

本堂

本堂の前のカエデは、まだ紅葉が残っていました。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂から見る紅葉。

参道わきの紅葉

参道わきの紅葉

モミジの色が悪くなってきており、そろそろ終わりが近いのがわかります。

それでも、枝先に残っているモミジは、まだ比較的きれいな赤色をしていましたよ。

紅葉のアップ

紅葉のアップ

3本並ぶカエデのうちの1本は、高齢なのか、幹がしわしわですね。

カエデの古木と紅葉

カエデの古木と紅葉

それでも、毎年、青葉をつけ、秋になると紅葉します。

生命力の強さを感じます。

この日は、午前中は晴れていたのですが、午後から曇り出し、寂光寺に到着した時には、分厚い雲が空を覆い、境内が薄暗くなっていました。

本堂と紅葉

本堂と紅葉

晴れていれば、少なくなったモミジが、もっときれいに見られたことでしょう。

庫裡(くり)の入り口には、黄色い花を咲かせた菊がまっすぐに背を伸ばして立っていました。

菊

再び紅葉を観賞。

全体的に葉が縮れたようになってきており、強い風が吹くと、散ってしまいそうな感じです。

終わりが近い紅葉

終わりが近い紅葉

今年の京都は、紅葉が見ごろを迎えるのが遅かったためか、とても長持ちしましたが、そろそろ終わりが近づいていますね。

無人の参道を山門に向かって歩きます。

参道

参道

寂光寺の境内は、駐車場となっているため、多くの自動車が泊まっています。

京都市内では、境内の一部が駐車場となっているお寺をよく目にします。

寂光寺の紅葉は、12月20日頃に見ごろを終えたのではないでしょうか。

また、初夏の新緑の時期にお参りに来たいですね。

なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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