12月中旬に京都市左京区の河合神社に紅葉を見に行った後、南に約30分歩き、寂光寺(じゃっこうじ)に参拝しました。
寂光寺は、囲碁の本因坊ゆかりのお寺で、囲碁の世界では認知度が高いですが、一般の参拝者は非常に少ないです。
境内には、カエデが数本植えられており、晩秋は静かに紅葉を見られるのが、寂光寺の良いところであります。
終わりが近い紅葉
寂光寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北東に約7分歩くと到着します。
仁王門通に面する山門の前にやって来ました。
北向きに門が開いているのが珍しいですね。
境内に入ります。
いつもながら、人がいません。
本堂の正面へ。
本堂の前のカエデは、まだ紅葉が残っていました。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂から見る紅葉。
モミジの色が悪くなってきており、そろそろ終わりが近いのがわかります。
それでも、枝先に残っているモミジは、まだ比較的きれいな赤色をしていましたよ。
3本並ぶカエデのうちの1本は、高齢なのか、幹がしわしわですね。
それでも、毎年、青葉をつけ、秋になると紅葉します。
生命力の強さを感じます。
この日は、午前中は晴れていたのですが、午後から曇り出し、寂光寺に到着した時には、分厚い雲が空を覆い、境内が薄暗くなっていました。
晴れていれば、少なくなったモミジが、もっときれいに見られたことでしょう。
庫裡(くり)の入り口には、黄色い花を咲かせた菊がまっすぐに背を伸ばして立っていました。
再び紅葉を観賞。
全体的に葉が縮れたようになってきており、強い風が吹くと、散ってしまいそうな感じです。
今年の京都は、紅葉が見ごろを迎えるのが遅かったためか、とても長持ちしましたが、そろそろ終わりが近づいていますね。
無人の参道を山門に向かって歩きます。
寂光寺の境内は、駐車場となっているため、多くの自動車が泊まっています。
京都市内では、境内の一部が駐車場となっているお寺をよく目にします。
寂光寺の紅葉は、12月20日頃に見ごろを終えたのではないでしょうか。
また、初夏の新緑の時期にお参りに来たいですね。
なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。