11月27日に京都市上京区の上御霊神社に紅葉を見に行った後、南西に約5分歩き、妙顕寺(みょうけんじ)に参拝しました。
妙顕寺も紅葉の名所なのですが、11月でも人が少なく穴場です。
境内全体に多くのカエデが植えられており、秋が深まるときれいな紅葉を観賞できます。
赤くなってきた境内
妙顕寺には、地下鉄の鞍馬口駅から南西に約8分歩くと到着します。
駅からだと、北東角の入り口から境内に入るのが便利です。
その入り口をくぐります。
入り口をくぐって少し歩いた右手には勅使門があり、その脇のカエデは、上は赤色、下は緑色にくっきりと分かれていました。
なかなかおもしろい紅葉の仕方ですね。
勅使門の奥には、四海唱導の庭があり、美しい紅葉を見られます。
秋の特別公開は、11月16日から12月8日までで拝観料は800円です。
夜にはライトアップされますよ。
四海唱導の庭は、以前に拝観しているので、今回は境内を見て歩くことに。
まずは本堂にお参りをしましょう。
本堂の西側にも多くのカエデが植えられていますが、まだ青葉でした。
本堂の西側は、毎年紅葉するのが遅めですが、今年はさらに遅れていますね。
境内の西側にある鎮守社の近くの紅葉は、良い色になってきていました。
妙顕寺を訪れた時、曇っていたのが残念です。
晴れていれば、紅葉がもっときれいに見えたことでしょう。
境内の東側に建つ三菩薩堂の前では、まだフヨウが咲いていました。
尊神堂の前の紅葉は、見ごろですね。
まだ、中の方が緑色ですが、よい色付きです。
これからもっと赤くなると思われます。
紅葉越しに見る境内。
この日は、3人くらいしか境内にいませんでした。
他の紅葉の名所は、国内外から大勢の旅行者が殺到しているのに妙顕寺は静寂を保っています。
三菩薩堂の前の石柱の近くに植わっているカエデは、上の方がオレンジ色になっている程度の色づき。
このカエデは、いつも、オレンジ色になっている姿を見ますね。
妙顕寺の中で、紅葉が特にきれいなのが、総門から本堂へと続く参道です。
参道わきに等間隔に植えられたカエデが、参拝者を出迎えてくれます。
参道の西側のカエデは紅葉が見ごろでしたが、東側のカエデは色づき始めでした。
同じような場所に植えられていても、紅葉の進み方が異なるのが不思議です。
総門から外に出ます。
総門の前にもカエデが植えられており、こちらは真っ赤でした。
ちょっと茶色かったですが、これから透き通るような赤色になるものと思われます。
妙顕寺の紅葉は、11月27日時点では、見ごろに入ったばかりでした。
この様子だと、特別公開が行われている12月8日まで紅葉を楽しめそうです。
日中に参拝できない方は、夜間拝観に訪れると良いでしょう。
なお、妙顕寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。