初秋の平安神宮中神苑を歩く・2024年

9月19日に平安神宮の神苑無料公開に行ってきました。

西神苑でスイレンを見た後、遊歩道を東に歩き中神苑に向かいます。

中神苑も、西神苑と同じ池泉回遊式庭園で、景色もよく似ています。

夏が終わりに近づく中神苑

中神苑の北西角にやって来ました。

中神苑は、大部分を蒼龍池と呼ばれる池が占めています。

中神苑

中神苑

水面には、サルスベリの赤色の花が散っていますね。

水面に浮かぶサルスベリ

水面に浮かぶサルスベリ

この日は、35度を超える猛暑日となり、真夏の暑さでしたが、池に散るサルスベリを見ると、着実に季節が秋に向かっているのを感じます。

カエデ越しに見る蒼龍池。

カエデと蒼龍池

カエデと蒼龍池

蒼龍池の向こうに休憩処が見えます。

お客さんが多いですね。

さすがにこの暑さですから、冷たいものを飲みたくなります。

中神苑でも、まだスイレンが咲いていました。

黄色のスイレン

黄色のスイレン

中神苑のスイレンは、黄色いものが目立ちます。

蒼龍池の北側の遊歩道を歩き、北東角にやって来ました。

ここには、石造りの鳥居が立っています。

鳥居

鳥居

鳥居をくぐった先には、地主社(じぬししゃ)の社殿があります。

地主社

地主社

地主社は、平安神宮が創建された時から、境内の東北(鬼門)に鎮座しており、災難除けの信仰があり、鬼門鎮守、除災招福のご利益を授けてくれます。

地主社に参拝する人の姿はあまり見かけない印象ですが、参拝する人の姿が絶えないとのこと。

蒼龍池のほとりに植えられているサルスベリは、赤色の花が小さくなり、残りわずかとなっていました。

サルスベリ

サルスベリ

この様子だと、9月中には花が散りそうですね。

サルスベリとスイレンを一緒に眺めます。

サルスベリとスイレン

サルスベリとスイレン

8月なら、どちらも花数が多かったのではないでしょうか。

中神苑の南東角にやって来ました。

ここから蒼龍池の全体を眺めます。

蒼龍池

蒼龍池

平安神宮の神苑は、背の高い木に囲まれているので、外の近代的な景色が一切見えないのが良いですね。

すばらしい工夫です。

蒼龍池には、三条大橋や五条大橋の橋脚を用いた飛石式の臥龍橋もあり、参拝者は渡ることができます。

中神苑を拝観した時は、臥龍橋も渡っておきたいですが、狭いので落ちないように注意しましょう。

臥龍橋からは、スイレンも間近で見られますよ。

中神苑を歩いた後は、東神苑に向かいます。

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