9月上旬に京都市東山区の新日吉神宮に参拝した後、北に約10分歩き、大谷本廟を訪れました。
大谷本廟は、西本願寺の親鸞聖人の廟所で、清水寺へ続く五条坂にあることから、その参詣のついでに立ち寄る旅行者や参拝者の姿がよく見られますね。
花噴水とサルスベリ
大谷本廟には、京阪電車の祇園四条駅から東に約5分歩くと到着します。
大谷本廟の入り口にある円通橋の前にやって来ました。
この円通橋から東に延びる石畳の参道が、京都らしさを感じますね。
大谷本廟に立ち寄る人は、この参道に魅了されるのでしょう。
円通橋から池を見おろすと、ハスの葉がびっしり詰まっていました。
さすがに9月に入っているので、花は全く咲いていませんね。
気温は35度まで上がる猛暑日で真夏のようですが、ハスにはそんなこと関係なく、例年と同じように8月中旬までに見ごろを終えたようです。
参道を総門に向かって歩いていきます。
カエデは、上の方の葉が赤く色づき始めていました。
大谷本廟の参道は、紅葉がきれいですが、カエデが真っ赤になるまで、まだ2ヶ月ほどかかります。
カエデ以外の木は、全身緑色で真夏の状態を保っていました。
総門をくぐります。
奥には仏殿が建っており、その手前に花噴水があります。
最近は、この花噴水を目当てにお参りに来る人の姿も見かけるようになっていますね。
それでは、仏殿にお参りをしましょう。
仏殿の脇では、サルスベリが赤色の花をたくさん咲かせていました。
そろそろサルスベリは見ごろを終えることですが、大谷本廟では見ごろをが続いています。
猛暑が続くと、サルスベリが咲いている期間が長くなるのでしょうか。
仏殿を背景に見るサルスベリ。
花はたくさん咲いていますが、少し小さくなっているように見えるので、見ごろが後半に入っているようです。
それでも、見事な咲きっぷりであります。
灯籠と一緒に見るサルスベリは、京都の夏らしさを感じます。
仏殿の北側に植えられている古代のハス。
こちらも、池と同じく花は全く咲いていませんね。
葉の色も薄くなってきており、夏が過ぎようとしているのがわかります。
古代のハスの東には、二天門が建ち、その奥には明著堂(めいちょうどう)があります。
この日は、二天門をくぐり、近くの門から外に出ました。
9月上旬の大谷本廟では、まだサルスベリが見ごろを保っていました。
この様子だと、9月15日まではきれいに咲いていそうですね。
五条坂から清水寺に向かう際は、ぜひ、大谷本廟にも立ち寄ってください。
この後は、六波羅蜜寺に参拝します。
なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。