8月16日の夕暮れ時。
京都市左京区の糺(ただす)の森を訪れました。
糺の森は、京都市内に残る自然林で、その中には下鴨神社の境内があることで知られていますね。
薄暗い糺の森
糺の森には、京阪電車の出町柳駅から北西に約5分歩くと到着します。
糺の森に向かう途中、道路の真ん中に下鴨神社の鳥居が立っています。
鳥居の前には、下鴨神社の正式名である賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と刻まれた石柱も立っています。
ここから下鴨神社の参道なんですね。
鳥居をくぐり、100メートルほど歩くと、糺の森の入り口があります。
時刻は午後7時前。
灯籠に火が灯っていますね。
糺の森に入ります。
まっすぐ北に向かって下鴨神社の参道が続きます。
両脇は、木々に囲まれており、ひんやりとしています。
糺の森は、京都市中心部でも比較的涼しい場所であります。
下鴨神社の2つ目の鳥居の前にやって来ました。
そして、鳥居の奥には、朱色の楼門が建っています。
下鴨神社にもお参りをしようかと思っていたのですが、さすがにこの時間帯は門が閉ざされていました。
少しずつ空が暗くなってきています。
楼門の近くにある相生社(あいおいのやしろ)。
相生社の近くには、ご神木の連理の賢木(れんりのさかき)があります。
2本の木が1本にくっついていることから、縁結びのご利益を授けてくれると信仰されていますよ。
下鴨神社の七不思議のひとつでもあります。
入り口に戻りましょう。
帰りは、馬場を通ることに。
糺の森では、夏に古本市が行われており、この日が最終日でした。
馬場では、テントがまだ設置されており、後片付けの最中でした。
馬場の西側には、雑太社(さわたしゃ)などの社が建っており、河崎社(こうさきのやしろ)の後ろには竜ガ池があります。
この付近は、下鴨神社の神宮寺の旧跡であり、近年の工事により、竜ガ池が復元されました。
今後、竜ガ池は、糺の森の新しい見どころとなりそうですね。
こちらは、糺の森を北から南に流れる瀬見の小川。
緑色のライトが川に映り込んでいるのが、なんとも神秘的であります。
入り口に戻って来ました。
空はすっかり暗くなり、夜になっていましたよ。
この後は、鴨川公園に五山送り火を見に行きます。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。