梅雨の豊国神社と方広寺で見るひょうたん・2024年

6月下旬。

京都市東山区の豊国神社(とよくにじんじゃ)と方広寺に参拝しました。

豊国神社は、その名から想像できるように豊臣秀吉を祀っている神社です。

豊臣秀吉は、戦の時に旗印として千成瓢箪(せんなりびょうたん)を使っていたことから、豊国神社では、ひょうたんを育てています。

今は、ひょうたんの実ができ始める頃ですね。

豊国神社のひょうたん

豊国神社には、京阪電車の七条駅から北東に約6分歩くと到着します。

市バスだと、「博物館三十三間堂前」で下車して、北に徒歩約3分です。

豊国神社の入り口にやって来ました。

鳥居

鳥居

広々とした正面通に立つ石造りの鳥居は、堂々として見えますね。

鳥居の近くに植えられているイチョウの葉が青々としていました。

イチョウ

イチョウ

夏に向かうにつれて、木々の葉の色が濃くなっていきます。

参道には、豊臣秀吉の像。

そして、奥には、国宝三唐門の一つに数えられている唐門が建っています。

豊臣秀吉と唐門

豊臣秀吉と唐門

唐門には、京都美術工芸大学が奉納した雲山青昇龍がいますよ。

雲山青昇龍

雲山青昇龍

龍がひょうたんに巻き付いている姿が、ユニークであります。

それでは、唐門の前から拝殿の後ろに建つ本殿にお参りをしましょう。

拝殿

拝殿

出世開運のご利益を授けてくれると伝えられていますよ。

唐門の隣で育てられているひょうたんが、緑色の実を吊るしていました。

ひょうたんの実

ひょうたんの実

ひょうたんを見ると、河童が中にお酒を入れて持ち歩いているのを想像してしまいます。

ひょうたんの白色の花も咲いていました。

ひょうたんの花

ひょうたんの花

花びらは、しわしわな感じです。

花は、ちらほらと咲いている程度でしたよ。

方広寺のひょうたん

豊国神社にお参りをした後は、北隣の方広寺へ。

豊国神社から方広寺に入ると、最初に見るのが鐘楼です。

方広寺の鐘楼

方広寺の鐘楼

鐘楼に吊るされている梵鐘は、大坂冬の陣の原因となったことで有名ですね。

方広寺の本堂にもお参りをしておきましょう。

方広寺の本堂

方広寺の本堂

かつて、大仏があった方広寺ですが、今は小ぢんまりとしています。

鐘楼の東側では、豊国神社と同じようにひょうたんが育てられています。

方広寺のひょうたん

方広寺のひょうたん

方広寺も、大きなひょうたんの実がなっていましたが、花は咲いていませんでした。

これから、夏にかけて、ひょうたんがたくさんの実を付けることでしょう。

梅雨の豊国神社と方広寺では、ひょうたんが実を付け始めていました。

梅雨は、人が少なくなる京都ですが、豊国神社は、比較的多くの参拝者が訪れていましたよ。

少しずつ人気が出てきているのでしょうね。

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