行願寺で咲くアジサイ・2024年

6月7日に真如堂にアジサイを見に行った後、南西に約30分歩き、京都市中京区の行願寺に参拝しました。

ほとんどの人は、この距離を歩きませんが、のんびりと京都の街を眺めながら行願寺に向かうことに。

さて、この時期の行願寺では、アジサイが咲き、梅雨らしい景色を見せてくれます。

まだ梅雨入り前ですが、アジサイはそろそろ見ごろに入ってきているはずです。

数が少なくなったアジサイ

行願寺には、京阪電車の神宮丸太町駅から南西に約8分歩くと到着します。

地下鉄の丸太町駅からだと東に徒歩約8分です。

寺町通に面する行願寺の山門の前にやって来ました。

山門

山門

山門の脇で、ガクアジサイが咲いていますね。

山門をくぐり境内へ。

参道

参道

石畳の参道の南側では、真っ青な西洋アジサイがきれいに咲いていました。

青色のアジサイ

青色のアジサイ

青色のアジサイは、とても爽やかですね。

アジサイと聞いて青色を連想する人は多いはずです。

参道の先に本堂があるので、お参りをしましょう。

本堂

本堂

行願寺は、寛弘元年(1004年)に皮聖(かわのひじり)と呼ばれる行円上人が創建したのが始まりです。

行円上人は、鹿を射た際、その鹿のお腹から子鹿が生まれてくるのを見て殺生を恥じ、仏門に入る決心をします。

そして、鹿の皮をいつも身に付けていたことから、皮聖と呼ばれるようになり、行願寺も革堂(こうどう)と呼ばれるようになりました。

行願寺と言うより革堂と言った方が伝わりやすいですね。

境内の南側では、紫色のアジサイも咲いていました。

紫色のアジサイ

紫色のアジサイ

でも、今年はアジサイの数が少ないですね。

以前は、もっと多くのアジサイが並んでいたのですが。

今年は数を減らしたのでしょうか。

境内には、ハスが植わったプランターがたくさん並んでいます。

ハス

ハス

行願寺では、毎年7月になるとハスが咲いた風景を見られますよ。

この日は、さすがに時期が早く、まだハスの花は咲いていませんでした。

行願寺は、都七福神めぐりの寿老人に指定されているお寺で、境内には寿老人堂が建っています。

寿老人堂

寿老人堂

そして、寿老人堂の北側には、七福神の像も並んでいますよ。

こちらは、寿老人の像です。

寿老人

寿老人

寿老人は鹿と一緒にいます。

行円上人が皮聖と呼ばれたことから、行願寺は鹿と関係がある寿老人を祀るようになったのでしょうか。

理由はよくわかりませんが、寿老人堂にお参りをして、健康長寿のご利益を授かっておきましょう。

本堂と寿老人堂にお参りを済ませ、行願寺から出ることに。

アジサイと参道

アジサイと参道

参道わきの青色の西洋アジサイは、どの角度から見てもきれいですね。

寺町通に出て南に歩きます。

歩道の脇には、等間隔にアジサイが植えられていました。

寺町通のアジサイ

寺町通のアジサイ

どのアジサイも見ごろを迎え、青色や赤色の花が寺町通に彩を添えていましたよ。

行願寺のアジサイは例年より少なくなっていましたが、咲いているアジサイはきれいでした。

アジサイの見ごろは、6月いっぱいは続くのではないでしょうか。

7月にハスを見に行願寺に参拝するのも良いですね。

この後は、御池通にアジサイを見に行きます。

なお、行願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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