6月7日に京都市左京区の平安神宮の神苑無料公開に行ってきました。
中神苑のスイレンを見た後は、東神苑に向かいます。
平安神宮にある4つの神苑の最後が、東神苑ですね。
東神苑の大部分は、栖鳳池(せいほういけ)と呼ばれる大きな池が占めており、4つの神苑の中で最も面積が広いです。
栖鳳池と梅雨入り前の空
中神苑と東神苑の境目には水が流れています。
栖鳳池から流れる水は、中神苑の蒼龍池に向かいます。
東神苑にやって来ました。
いつもながら、栖鳳池は広々としていますね。
栖鳳池は、大宮人の舟遊びを想定して造られたそうです。
東神苑が造営されたのは大正初年ですが、平安時代には、このような池で貴族が舟遊びをしていたのでしょうね。
遊歩道の脇で咲く萩。
栖鳳池の東から西に渡るために建つ橋殿は、泰平閣です。
後で泰平閣を渡ります。
栖鳳池の頭上の空には、雲が浮かんでいます。
この日は、まだ梅雨入り前でしたが、まるで夏の雲のようでした。
栖鳳池の東側にやって来ました。
ここから泰平閣に入ります。
泰平閣から栖鳳池の北側を眺めます。
池のほとりに建つのは尚美館です。
泰平閣からは、栖鳳池で泳ぐコイに餌をあげることもできますよ。
泰平閣の中の両脇はベンチのようになっていて、ここに腰かけて休憩できます。
東神苑まで歩いてくると、足や腰が疲れますから、泰平閣で一休みしたくなりますね。
泰平閣から南に目をやると、橋のたもとでピンク色のサツキが咲いていました。
京都のサツキは、ほとんどが終わりを迎えているのですが、平安神宮のサツキはまだ見ごろを保っていました。
池の石の上では、カモが休憩中。
泰平閣から栖鳳池を眺めていると、時間がゆっくりと進んでいるように感じます。
神苑無料公開の日だったので、泰平閣は人が多かったですが、普段はそれほど人はいません。
泰平閣を渡り、栖鳳池の西側にやって来ました。
ここから眺める泰平閣と緑は、とてもきれいなんですよね。
この日は晴れていたので、特に緑が美しく見えます。
栖鳳池も、周囲の木々が映り込み緑色になっていましたよ。
東神苑の拝観を終え、出口へと向かいます。
神苑から出ると、緑色と朱色の社殿が現れます。
平安神宮の社殿は、いつ見ても雅ですね。
平安神宮の神苑無料公開は6月だけでなく、9月19日にも行われます。
6月の無料公開に行けなかった方は、9月19日に平安神宮に参拝してはいかがでしょうか。
この後は、金戒光明寺にアジサイを見に行きます。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。