5月15日に京都市左京区の下鴨神社に葵祭の路頭の儀を見に行った後、河合神社(かわいじんじゃ)に参拝しました。
河合神社は、下鴨神社の第一の摂社で、下鴨神社と同じく糺(ただす)の森に社殿が建っています。
この時期の河合神社は、カエデの新緑が美しく、お参りしていくと新鮮な気持ちになりますね。
混雑する境内
下鴨神社には、京阪電車の出町柳駅から北西に約6分歩くと到着します。
糺の森の中の南西角ですね。
河合神社の鳥居の前には参拝者の姿。
葵祭を見終えた人たちが、河合神社にも参拝しているようです。
神門から参拝者が、続々と出てきます。
また、神門をくぐって境内に入っていく人も多いです。
神門の奥のイチョウの新緑がきれいですね。
神門をくぐった正面に拝殿が建っています。
拝殿の前には鏡絵馬が奉納されていました。
以前は、鏡絵馬は、本殿の脇に奉納されているだけだったのですが、どうやら人気が出てきて、拝殿の前にも奉納できるようになったみたいですね。
鏡絵馬は、鏡絵馬化粧室の中で化粧を施し、願い事を書いて奉納します。
河合神社の祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、女性のよりいっそう美しくなりたいという願望をかなえてくれるとして信仰されています。
その玉依姫命を祀る本殿の前には長い列ができていました。
これまで何度も河合神社に参拝していますが、本殿の前がこんなに混雑しているのは初めてですね。
葵祭の観覧者が多かったので、河合神社に立ち寄る人の数も増えたようです。
本殿にお参りをするのにどれくらい時間がかかるかわからなかったので、境内の西側にある六社(むつのやしろ)に参拝することに。
六社は、諏訪社、衢社(みちしゃ)、稲荷社、竈神(かまどのかみ)、印社(いんしゃ)、由木社(ゆうきしゃ)から構成されています。
かつては、別々に祀られていたのが、江戸時代の式年遷宮の際に各社が1棟になったそうです。
いずれも、衣食住の守護神ですから、日々の暮らしが平穏であるようにお願いしておきましょう。
八咫烏(やたがらす)を祭神とする任部社(とうべのやしろ)の前にはサッカーボールが奉納されていますよ。
八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルマークとなっており、サッカー必勝の守護神として崇められています。
それにしても、この日の河合神社は人が多かったですね。
社務所の中も大賑わいで、参拝者はお守りなど様々な授与品を授かっていましたよ。
境内の東側に生えているコケの緑がきれいであります。
梅雨に入ると、さらにみずみずしさが増すでしょうね。
木々の新緑もきれいであります。
西側の塀際は、新緑に覆いつくされ、全体が蛍光色になっていましたよ。
5月15日の河合神社は、非常に混雑していましたが、普段は、人が少なく落ち着いてお参りできます。
下鴨神社に参拝した際は、ぜひ、河合神社にも立ち寄ってください。
この後は、要法寺にサツキと子鴨を見に行きます。
なお、河合神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。