4月29日に京都市東山区の粟田神社に新緑を見に行った後、東に約7分歩き、蹴上浄水場を訪れました。
蹴上浄水場では、4月27日から29日まで「蹴上のつつじ」が開催され、一般公開されました。
近年は、京都市の財政難や新型コロナウイルスなどを理由に中止されることが多かったのですが、今年は5年ぶりに開催されました。
ゴールデンウィークの京都市のイベントが一つ復活しましたね。
満開のツツジを見て歩く
蹴上浄水場には、地下鉄の山科駅から北に約3分歩くと到着します。
蹴上浄水場は、山の斜面に施設が建っており、ツツジはその斜面にたくさん植えられています。
通用門から蹴上浄水場の敷地内へ。
遊歩道わきのツツジの多くは、花がしおれていました。
今年のツツジは、見ごろを終えるのが早かったんだなと思いながら順路に従い歩いていくと、山の斜面で満開になっているツツジが見えました。
どうやら、花がしおれていたのは入り口付近だけで、敷地内のツツジは全体的に見ごろのようです。
ツツジと言えば、小ぢんまりと丸く刈り込まれたものをよく見ますが、蹴上浄水場のツツジは巨大です。
人と比べれば、その大きさがわかると思います。
最も大きなツツジは、中をくぐることができるツツジのトンネルになっていますよ。
私も、ツツジのトンネルをくぐろうかと思ったのですが、長蛇の列ができていたので断念することに。
山の斜面を上って行きます。
坂道は結構つらいのですが、ツツジを見ながら歩いていると、それほど疲れませんね。
立ち止まって写真を撮るのがちょうど良い休憩になっているようです。
蹴上浄水場で最も高い場所にある最高区配水池では、キリシマツツジが赤色の花を咲かせていました。
こちらのキリシマツツジは、それほど大きくないですね。
最高区配水池からの眺めも見事ですよ。
この日は曇っていましたが、黒谷の金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の伽藍も見えました。
最高区配水池から下っていきます。
見下ろすツツジもきれいなものです。
第2高区配水池から眺めるツツジ。
ここは、飲食スペースも用意されており、キッチンカーも出ていました。
また、輪投げにもチャレンジでき、景品をもらっている人もいましたね。
他にノーリツや亀田の企業ブースなどもあり、賑わっていましたよ。
ツツジ越しに眺める蹴上の街並み。
本館の裏側の斜面には、ピンク色、赤色、白色のツツジが秩序正しく植えられていました。
本館の中も入ることができますよ。
中には、デザインマンホールのパネル展示がありました。
京都市内には、なかなかユニークなマンホールの蓋があるんですね。
他に蹴上浄水場を紹介した映像も見ることができました。
また、蹴上浄水場のマスコットキャラクターの「すみと」と記念撮影できるようにもなっていましたよ。
そろそろ蹴上浄水場から出ることに。
久しぶりに見た蹴上のつつじは、とてもきれいでした。
また、来年以降も開催されると良いですね。
この後は、南禅寺に新緑を見に行きます。