4月中旬に京都市上京区の京都御苑で遅咲きの八重桜を見た際、新緑も見て歩きました。
桜が咲き始めると、カエデも若葉をつけ始め、4月中旬になると透き通るような黄緑色になります。
カエデの青葉は、5月や6月もきれいですが、やっぱり4月の方が透明感があって、より美しく感じますね。
ツツジとヤマブキも咲く
京都御苑の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅、または、今出川駅です。
どちらの駅からも、出てすぐの場所に京都御苑があります。
京都御苑内には、カエデがいたる所に植えられているので、どこから入っても、この時期は新緑を楽しめます。
今回は、北西角から南に向かって歩きながら新緑を見ていきます。
その新緑は、想像したとおりの黄緑色。
この日は、曇り空だったためか、若葉がしっとりとして見えましたよ。
南に歩いていくと、宮内庁の京都事務所があり、その敷地内ではキリシマツツジがたくさんの花を咲かせていました。
まだ半分も咲いていないキリシマツツジが目立っていたので、これからもっと華やかになりそうです。
宮内庁の京都事務所の少し南側では、ヤマブキも黄色い花をたくさん咲かせていましたよ。
この辺りは、あまり人がおらず、静かにヤマブキを見ることができました。
中立売休憩所の近くに植えられているツツジは、ピンク色の花がびっしりと咲いていますね。
さらに南下。
新緑の向こうに京都御所の門が見えます。
桃林は、つい最近まで、花が咲いていたのですが、もうすっかり初夏の黄緑色になっていました。
そして、あれだけたくさんいた観光客の方も、今は見当たりません。
梅林も黄緑色。
桃林と同じく無人であります。
出水の小川までやって来ました。
この辺りは、八重桜がいっぱい咲いていて人も多かったですね。
小川のほとりでは、人に意識されることなくツツジが咲いていました。
桜の前では、ツツジへの関心が低くなるようです。
新緑の黄緑色もきれいですが、芝生の緑もきれいになって来ましたね。
芝生も、これから梅雨までは、しっとりとした緑色の景色を作り出してくれそうです。
京都御苑のツツジは、5月初旬まではきれいに咲いていそうです。
ヤマブキは、4月中には見ておきたいですね。
カエデの新緑は、6月に入っても楽しめそうですよ。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。