3月中旬に京都市東山区の新日吉神宮に参拝した後、女坂を下って妙法院にも参拝しました。
妙法院は、天台宗の三門跡寺院の一つに数えられるお寺です。
門跡寺院は、皇族関係者が代々住持をつとめてきた格式の高いお寺ですが、妙法院は誰でもお参りできます。
境内には、梅が数本植えられており、そろそろ終わりが近づいていそうですが、見ていくことにしました。
春らしさを感じられるようになってきた境内
妙法院には、京阪電車の七条駅から北東に約10分歩くと到着します。
市バスだと「東山七条」からすぐです。
妙法院の北側の門にやって来ました。
門から境内に入ります。
寺務所の奥では、庫裏(くり)の工事が続いています。
工事は2026年12月までかかる予定なので、まだ3年近くありますね。
庫裏を通り過ぎると、唐門が右手に建っているので、そこから東に向きを変えて歩いていきます。
宸殿(しんでん)の脇に植わっていた紅梅は、まだ割と多くの花が残っていました。
この紅梅には近づけないのが残念です。
青空の下の宸殿。
境内が明るく、少しずつ春らしさを感じられるようになってきていますね。
宸殿前の紅梅は、ほとんどの花が散り、数えられる程度の花しか残っていませんでした。
紅梅は、2月末頃だときれいに咲いていたでしょうね。
宸殿の南側に建つ本堂の普賢堂。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂前の手水鉢の近くでは、マンリョウの実がたくさんなっていました。
冬が終わり、マンリョウの実も、そろそろ見られなくなってきますね。
本堂にお参りを済ませ、唐門の近くに戻って来ました。
塀際では、ピンク色のサザンカが、まだたくさんの花を咲かせていました。
地面に散っている花が目立つようになってきているので、そろそろ終わりが近そうです。
枝垂れ梅は、見ごろを保っていました。
こちらの枝垂れ梅も近づけませんが、遠目でもきれいでしたよ。
枝垂れ梅の後ろでは、サンシュユが黄色い花をたくさん咲かせていました。
あまり注目されないサンシュユですが、春になると見ることが多いですね。
そろそろ妙法院から出ましょう。
妙法院の梅は、終わりが近づいていましたが、春らしさを感じられ、良いお参りができました。
この後は、大谷本廟に参拝します。
なお、妙法院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。