2月2日に京都市中京区の元祇園梛神社に節分の前日祭を見に行った後、南に約3分歩き壬生寺(みぶでら)を訪れました。
壬生寺でも、節分の日の前日と当日に節分会が行われます。
壬生寺の節分会は、とても賑わいがあり、京都市内の寺社の中でも人気がありますね。
たくさんの参拝者で賑わう境内
壬生寺には、阪急電車の大宮駅、または、京福電車の四条大宮駅から南西に約7分歩くと到着します。
元祇園梛神社から坊城通を南に歩き、壬生寺に向かいます。
坊城通には、これから壬生寺にお参りに行く人や参拝を終えて帰る人で混んでいました。
壬生寺の表門前に到着。
表門をくぐると、大勢の参拝者とたくさんのお店で境内は活気づいていました。
まるで、元日のような賑わいですね。
表門をくぐった右側に一夜天神堂が建っています。
この日は、戸が開いており、中の仏像を拝めるようになっていました。
祀られているのは、学問の神さまの菅原道真です。
その名のとおり、一夜にして知恵を授かれると伝えられていますよ。
試験の一夜漬けにご利益がありそうです。
それでは、一夜天神堂にお参りをしましょう。
参拝者で混雑する参道を西に進み、本堂の前にやって来ました。
本堂にもたくさんの人がいますね。
本堂は、昭和37年(1962年)に火災で焼失した後、昭和45年に再建されています。
本尊の地蔵菩薩像もその時の火災で失われましたが、後に唐招提寺から延命地蔵菩薩立像が遷され祀られています。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
壬生寺は、厄除と開運のお寺として有名ですから、きっと良い運を授かれたことでしょう。
境内の北側には壬生寺会館があり、その奥に大念仏堂が建っています。
壬生寺では、節分会の時に壬生狂言を観覧できます。
壬生狂言は午後5時から。
まだ5時間以上も時間があったので、今回は壬生狂言を見ませんでした。
本堂の前では、大護摩祈祷の準備も行われていました。
大護摩祈祷は、午後2時からです。
壬生寺の節分会では、炮烙(ほうらく)の奉納もできます。
2024年から炮烙を奉納した人には、干支にちなんだ参拝証が授与されます。
参拝証は、12年分集めると大きな絵が完成するそうですよ。
水掛地蔵にもお参りをしておきましょう。
水をかけて祈願すると、1つ願いが叶うと信仰されています。
毎日でも、お参りをしたいお地蔵さまですね。
壬生塚の池には、大きな龍がいます。
今年の干支は辰なので、こちらもじっくりと拝んでおきましょう。
帰りは、北門から外に出ました。
壬生寺の節分会を久しぶりに見に行きましたが、以前よりもさらに人が増えている印象でした。
節分の日の当日だと、もっと大勢の参拝者で境内は混雑していたでしょうね。
この後は、西院春日神社に参拝します。
なお、壬生寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。