1月上旬に京都市伏見区の伏見稲荷大社に参拝した後、伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)にも参拝しました。
伏見神宝神社には、境内に龍がたくさんいるので、辰年に参拝しておきたい神社です。
伏見稲荷大社は、人がとても多いですが、伏見神宝神社は気づきにくい場所にあるためか、参拝者は少なめです。
境内の龍たち
伏見神宝神社には、JRの稲荷駅から東に徒歩約15分で到着します。
京阪電車の伏見稲荷駅からだと、徒歩約20分です。
伏見稲荷大社の千本鳥居を進み、奥社奉拝所からお山めぐりに向かう途中にある根上り松を目指します。
そして、根上り松の正面の山道を登って行くと伏見神宝神社に到着します。
千本鳥居を歩いている人は多いですが、この山道を進む人はほとんどいません。
伏見神宝神社の鳥居の前に到着。
鳥居をくぐると、正面に神寶宮があり、その両前に狛龍がいます。
右側の狛龍は、天龍です。
そして、左側の狛龍は、地龍です。
辰年に拝むと、良いことがありそうですね。
それでは、神寶宮にお参りをしましょう。
伏見神宝神社は、天照大神、稲荷大神、十種神宝(とくさかんだから)を祀っています。
社名の神宝は、神授十種神宝に由来します。
神寶宮の北側には、龍頭(りゅうとう)が上向きに置かれていますよ。
龍頭の近くでは、センリョウが赤色の小さな実をたくさん付けていました。
頭をやさしくなでて祈ると良いそうです。
龍頭の隣には、龍頭大神を祀る祠もあります。
神寶宮の近くには、球形をした龍もいます。
丸い形をした龍の手にも、球がありますね。
この丸い龍は、どういったものかわかりません。
ドラゴンボールでしょうか。
社殿の近くにたくさん奉納されている人形(ひとがた)をした紙は、叶え雛(かなえひな)です。
青色、黄色、赤色、ピンク色と様々なデザインの叶え雛が吊るされていると、とても華やかに見えますね。
叶え雛は、授与所で授かって、願い事を書いて奉納します。
神寶宮の南側の屋根の下に円形をした龍が2体置かれていました。
こちらは、おもかる石とのこと。
以前にお参りに来た時にはなかったように思うのですが。
伏見稲荷大社にもおもかる石はあり、先ほど持ち上げたばかりですが、伏見神宝神社でも持ち上げてみましょう。
一礼し、願いをかけて、軽くなってくださいと願い持ち上げます。
その結果、軽く感じたら願いが叶うそうです。
伏見稲荷大社のおもかる石よりも軽そうだなと甘く見て持ち上げたら、意外と重かったです。
願い事は叶いそうにありませんね。
そろそろ伏見神宝神社から出ましょう。
1月上旬の伏見神宝神社は、混雑することはなかったですが、意外と多くの参拝者が訪れていましたよ。
この後は、東福寺に参拝します。
なお、伏見神宝神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。