11月中旬に京都市下京区の東本願寺にイチョウの黄葉を見に行った後、西本願寺に参拝しました。
西本願寺には、立派なイチョウが数本植えられており、11月になると黄葉した姿を見せてくれます。
また、この時期には、本願寺献菊展も開催されており、境内は秋らしい風景になっています。
本願寺献菊展
西本願寺には、京都駅から北西に約10分歩くと到着します。
堀川通に面する御影堂門(ごえいどうもん)の近くにやって来ると、塀際のイチョウが黄色くなっていました。
御影堂門をくぐると正面に壁があり、その向こうに大きな御影堂が建っています。
それでは、御影堂にお参りをしましょう。
堂内に入ることもできますよ。
お参りを済ませた後は、展示されている菊を見て歩きます。
本願寺献菊展は、10月中旬から11月23日まで開催されています。
毎年11月22日と23日に行われる全国門徒総追悼法要(秋の法要)に際し、京都菊栄会より献花される菊花をもって開催されており、今年は第70回目の記念開催とのこと。
大菊十二鉢花壇の部。
大菊三本仕立ては盆養ともいい、大菊作りの基本であり、正装した姿でもあるとのこと。
菊と言えば、大菊三本仕立てを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
こちらは一文字菊です。
円盤型をしており、広熨斗(ひろのし)または御紋章菊(ごもんしょうぎく)とも呼ばれています。
ドーム菊もよく見る品種ですね。
日本の菊が外国に渡って改良され、再導入されたのがドーム菊だそうです。
京都で馴染みがある嵯峨菊も展示されていましたよ。
こちらは盆栽花壇の部です。
小さい鉢に植わっているので、家に一つ置きたくなりますね。
イチョウの黄葉
菊を見た後は、イチョウの観賞です。
御影堂の前に植わっている逆さイチョウは、まだ黄緑色が残っていましたが黄葉が見ごろを迎えていました。
日差しを受けたイチョウは、黄色がまばゆく見えますね。
逆さイチョウの全身。
遠目で見ると、まだ黄緑色が目立っています。
もうちょっと遅くに見に来た方が良かったですね。
塀際のイチョウも、東側半分は黄色かったですが、西側半分はまだ黄緑色でした。
境内の他のイチョウは、ほとんど黄葉していませんでした。
この様子だと、西本願寺のイチョウの黄葉は、12月10日頃までは見られそうですよ。
西本願寺では、お西の市も出ており、お茶や漬物など京都らしいお土産が販売されていました。
また、飛雲閣の特別公開も実施されていましたよ。
この後は、豊国神社にイチョウの黄葉を見に行きます。
なお、西本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。