10月上旬に京都市伏見区の栄春寺に参拝した後、北に約15分歩き、藤森神社(ふじのもりじんじゃ)にも参拝しました。
藤森神社は、勝運のご利益を授けてくれると伝えられている神社で、特に競馬の神さまとして崇められています。
今年の10月は、3年ぶりに京都競馬場の秋の開催があることから、競馬関係者や競馬ファンの方のお参りが増えそうですね。
秋の境内
藤森神社には、京阪電車の墨染駅から北東に約5分歩くと到着します。
南側の入り口にやって来ました。
入り口には、「勝運 馬の社 藤森神社」と記された大きな柱が立っています。
これだけ大きいと神社の入り口を見逃すことはないでしょう。
南側の鳥居には、扁額がかかっていません。
藤森神社の扁額は、幕末に新撰組局長の近藤勇が取り外したと伝えられています。
参道を北に向かって歩きます。
広々とした参道は、人と馬専用です。
自動車は、右隣のアスファルトの狭い道を走るようになっています。
道路とは正反対ですね。
参道を歩き、社務所の近くにやって来るとネコがいました。
眠たそうな顔をして座っています。
この日、藤森神社では、4匹の猫を見かけました。
首輪をしているネコがいたので、神社か近くのお宅で飼われているネコなのかもしれません。
社務所の正面には絵馬舎が建っています。
絵馬舎には、競走馬の絵馬が掲げられており、競馬の神さまらしさを感じます。
中は金色。
この日は、曇り空で境内は薄暗かったのですが、絵馬舎の中は光り輝いていました。
境内の中央に建つ割拝殿をくぐり本殿の前へ。
それでは、お参りをしましょう。
藤森神社は、勝運の神さまですが、学問の神さまの舎人親王(とねりしんのう)も祀られているので、受験を控えている方は合格祈願をしておくと良いですね。
本殿の西側の木々の葉は、薄っすらと紅葉していました。
藤森神社では、カエデを見かけることはなく、秋が深まっても境内全体が紅葉することはありません。
桜の葉は、オレンジ色になりますが、カエデのように鮮やかな赤色にはならないですね。
そのため、11月に入っても、藤森神社は混雑することはありません。
本殿の右前から湧き出している不二の水。
地元の方が、時々、不二の水を汲んでいることがありますが、私が境内にいる間は水汲みに来る人はいませんでした。
ペットボトルを持っていけば、不二の水を汲むことができますよ。
不二の水の南側に勢ぞろいする藤森七福神。
しっかり拝んでおけば、運気が上がりそうですね。
そろそろ藤森神社から出ることに。
10月の藤森神社は、下校途中の小学生の姿は見られたものの、あまり参拝者がおらず、落ち着いていましたよ。
この後は、瑞光寺に参拝します。
なお、藤森神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。