7月31日に京都市東山区の知恩院に参拝した後、北東に約5分歩き、粟田神社(あわたじんじゃ)にも参拝しました。
粟田神社は、京の七口の一つである粟田口に鎮座していることもあり、旅行安全の祈願をする人が多かったと伝えられています。
しっとりとした緑が包む境内
粟田神社には、地下鉄の東山駅から三条通を東に約5分歩くと到着します。
粟田神社の一の鳥居は、THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelの隣にあります。
一の鳥居をくぐり、すっきりとした参道を南に少し進むと二の鳥居が現れます。
二の鳥居から向こうの参道は緩やかな上り坂となっています。
両脇には、カエデが多く植えられており、しっとりとした緑色が目を癒してくれます。
参道の東側には、鍛冶神社があり、刀剣に興味がある方が粟田神社に御朱印を授かりに来ているのをよく見かけましたが、最近は刀剣好きの方の参拝が減っているように思えます。
参道を上りきり境内に入ります。
社務所の近くでは、白色のハスが咲いていました。
ハスは、お寺でよく見かけますが、神社では見ることが少ない印象があります。
宝物殿と神楽殿。
宝物殿は無料で入ることができますよ。
中では、粟田祭に使われる品々や刀剣を見ることができます。
粟田祭は、室町時代には、祇園祭が行われなかったとき、その代わりとされたと伝えられています。
手水鉢の近くには、いつものようにたくさんのアヒルがいました。
粟田神社のアヒルも、有名になっていますね。
拝殿脇のプランターにも、多くのハスが植わっていましたが、咲いている花は1輪だけでした。
7月中旬頃に訪れていれば、多くの花が咲いていたのでしょうね。
拝殿の奥に建つ本殿。
本殿前のカエデの葉もしっとりとした緑色をしていますね。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
粟田神社の主祭神は、建速素盞嗚尊(たけはやすさのおのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)で、厄除や病除のご利益があると信仰されています。
それでは、本殿にお参りをし、災厄が降りかかって来ないようにお願いをしましょう。
本殿にお参りを済ませた後は、境内の北側にある展望台へ。
空には、もくもくと膨らんだ雲がいくつも浮かび、夏らしさを感じられます。
この日は、曇っていたので、気温はやや低く、耐えられないほどの暑さではありませんでした。
参道を下って、二の鳥居の前に戻って来ました。
来るときは気づきませんでしたが、二の鳥居の前で、真っ赤なモミジアオイが咲いていました。
花はとても大きく、人の手のひらくらいはあります。
真っ赤な花を見ると、夏真っ盛りだなと感じますね。
この後は、南禅寺にハスを見に行きます。
なお、粟田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。