7月31日に粟田神社に参拝した後、京都市左京区の南禅寺にも参拝しました。
南禅寺は、京都五山の別格とされる臨済宗のお寺で、国内外の旅行者や観光客に人気があります。
でも、夏は訪れる人が少なく、落ち着いて境内を歩くことができます。
また、夏の南禅寺では、ハスも咲くので見ておきたいですね。
駐車場付近で咲くハス
南禅寺には、地下鉄の蹴上駅から北東に約6分歩くと到着します。
南禅寺の中門に続く参道は、ガラガラで、とても開放的です。
秋の紅葉の時期は、ここから人が多いのですが、夏は閑散としています。
中門の前の駐車場近くに池があり、そこにたくさんのハスが植えられています。
いつの間にか、池の周囲に生け垣ができており、参道からハスが見えにくくなっていました。
池は、以前から見えにくい場所にあるのですが、生け垣ができたことで、さらに気づきにくくなっています。
そのため、池に近づく人はほとんどいませんでした。
池は、ハスの葉で覆われ、水面が全く見えなくなっています。
開いたハスの花。
私が南禅寺を訪れたのは、正午すぎだったので、花が閉じているのではないかと思ったのですが、開いた花をいくつか見ることができました。
でも、全体的には閉じている花が多かったです。
ハスを見るなら、午前中に訪れるべきですね。
夏らしい境内
中門をくぐります。
そして、少し北に歩き、三門を正面から眺めます。
春や秋は、ここから無人の写真を撮影するのは難しいのですが、夏は、いくらでも撮り放題です。
木々の緑と空が、夏真っ盛りといった感じであります。
三門の後ろのコケとカエデ。
コケは、暑さに負けず、しっとりとしていました。
京都は猛暑が続きますが、潤いのあるコケを見ると、少しばかり涼しく感じられます。
三門から東に歩き、法堂(はっとう)の前にやって来ました。
それでは、法堂にお参りをしましょう。
天井に描かれた龍も見ておきました。
法堂から見る境内。
この日は、雲が多かったのですが、私が南禅寺にいる時間帯は、青空が見られました。
空には、立体感のある雲が浮かび、その下には、緑がいっぱいの山が見えます。
まさに夏の風景ですね。
庫裡(くり)の近くのカエデは、まだ黄緑色の葉が多く、新緑に近い状態を保っていました。
この辺りは、溝があり、耳には水が流れる涼し気な音が入って来ます。
境内の南側に建つ水路閣。
ここも、旅行者や観光客の方に人気がありますが、この日はほとんど人がいませんでした。
水路閣の辺りは、日陰が多く、少しだけひんやりとしていましたよ。
夏の南禅寺は、人が少なく落ち着いてお参りできました。
夏は、午後からの参拝は非常に暑いので、午前中に訪れた方が良いですね。
この後は、最勝院にキキョウを見に行きます。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。