6月13日に平安神宮の神苑無料公開を見に行ってきました。
中神苑のスイレンを見た後は、東神苑に向かいます。
東神苑は、栖鳳池(せいほういけ)と呼ばれる大きな池が中心の池泉回遊式庭園です。
緑を映す栖鳳池
東神苑にやって来ました。
東神苑の入り口は北側にあるので、南向きに撮影することになります。
そのため、逆光となり、薄暗い写真になりやすいです。
栖鳳池の周囲の木々は梅雨の時期らしい緑色でしたが、中には、赤色のカエデの葉も見られました。
栖鳳池に流れていく水。
水の流れの近くでは、アジサイも咲いていました。
東神苑のアジサイは、これだけでした。
栖鳳池の南の方には、泰平閣と呼ばれる橋のような建物が建っています。
泰平閣には入ることができ、池の東側から西側に向かって歩けます。
その泰平閣の東側のカエデは、しっとりとした緑色でした。
栖鳳池の水面も周囲の木々を映し出し、全体的に緑色に見えます。
泰平閣の中から北向きに栖鳳池を眺めます。
上の写真の左側に写っている建物は、尚美館です。
平安神宮では、結婚式も行われていることがありますが、その時は、新郎新婦や式の参列者が尚美館に入っていくのを見かけます。
栖鳳池の端に置かれた石の上では、カモが日向ぼっこをしていました。
平和そうに眠っていますね。
栖鳳池の西側にやって来ました。
ここから眺める泰平閣と栖鳳池も見事なんですよね。
東山連山を借景としているため、まるで、自然に囲まれて泰平閣が建っているように見えます。
実際は、平安神宮と東山の間には、交通量が多い道路が通っているのですが、ここからだと車の音は聞こえません。
この日は、神苑が無料で公開されていたので、大勢の旅行者や観光客の方がお越しでしたが、普段は人が少なく静かです。
平安神宮の神苑は、東神苑で終わりです。
帰りは、東神苑から西に歩いて出口に向かいます。
神苑から出ると、見慣れた応天門が左手に現れます。
曇りの日が多い梅雨の時期に晴れると、社殿の緑色と朱色がより鮮やかに感じられますね。
平安神宮の6月の神苑無料公開に久しぶりに行きましたが、やっぱり、この時期の神苑のハナショウブやスイレンはきれいでした。
神苑の無料公開は、例年9月19日にも行われるので、6月に神苑を見られなかった方は、ぜひ、9月に見に行ってください。
この後は、金戒光明寺にアジサイを見に行きます。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。