梅雨の平安神宮で見る東神苑の風景・2023年

6月13日に平安神宮の神苑無料公開を見に行ってきました。

中神苑のスイレンを見た後は、東神苑に向かいます。

東神苑は、栖鳳池(せいほういけ)と呼ばれる大きな池が中心の池泉回遊式庭園です。

緑を映す栖鳳池

東神苑にやって来ました。

東神苑

東神苑

東神苑の入り口は北側にあるので、南向きに撮影することになります。

そのため、逆光となり、薄暗い写真になりやすいです。

栖鳳池の周囲の木々は梅雨の時期らしい緑色でしたが、中には、赤色のカエデの葉も見られました。

赤色のカエデと栖鳳池

赤色のカエデと栖鳳池

栖鳳池に流れていく水。

水の流れと石

水の流れと石

水の流れの近くでは、アジサイも咲いていました。

アジサイ

アジサイ

東神苑のアジサイは、これだけでした。

栖鳳池の南の方には、泰平閣と呼ばれる橋のような建物が建っています。

泰平閣には入ることができ、池の東側から西側に向かって歩けます。

その泰平閣の東側のカエデは、しっとりとした緑色でした。

青モミジ

青モミジ

栖鳳池の水面も周囲の木々を映し出し、全体的に緑色に見えます。

泰平閣の中から北向きに栖鳳池を眺めます。

泰平閣から見る栖鳳池

泰平閣から見る栖鳳池

上の写真の左側に写っている建物は、尚美館です。

平安神宮では、結婚式も行われていることがありますが、その時は、新郎新婦や式の参列者が尚美館に入っていくのを見かけます。

栖鳳池の端に置かれた石の上では、カモが日向ぼっこをしていました。

鴨

平和そうに眠っていますね。

栖鳳池の西側にやって来ました。

ここから眺める泰平閣と栖鳳池も見事なんですよね。

泰平閣

泰平閣

東山連山を借景としているため、まるで、自然に囲まれて泰平閣が建っているように見えます。

実際は、平安神宮と東山の間には、交通量が多い道路が通っているのですが、ここからだと車の音は聞こえません。

この日は、神苑が無料で公開されていたので、大勢の旅行者や観光客の方がお越しでしたが、普段は人が少なく静かです。

平安神宮の神苑は、東神苑で終わりです。

帰りは、東神苑から西に歩いて出口に向かいます。

出口付近

出口付近

神苑から出ると、見慣れた応天門が左手に現れます。

応天門

応天門

曇りの日が多い梅雨の時期に晴れると、社殿の緑色と朱色がより鮮やかに感じられますね。

平安神宮の6月の神苑無料公開に久しぶりに行きましたが、やっぱり、この時期の神苑のハナショウブやスイレンはきれいでした。

神苑の無料公開は、例年9月19日にも行われるので、6月に神苑を見られなかった方は、ぜひ、9月に見に行ってください。

この後は、金戒光明寺にアジサイを見に行きます。

なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊