6月中旬。
京都市伏見区の与杼神社(よどじんじゃ)に参拝しました。
与杼神社の境内には2本の立派なイチョウが植えられています。
イチョウは、秋に黄葉した姿がきれいですが、梅雨の時期のしっとりとした緑色の姿も良いものです。
深緑色になったイチョウ
与杼神社には、京阪電車の淀駅から南西に少し歩くと到着します。
鳥居の前にやって来ました。
いつもながら、人の気配を感じません。
鳥居をくぐって参道へ。
参道の両脇は駐車場になっています。
京都の神社やお寺では、境内を駐車場として貸し出しているところが多いですね。
参道わきに建つ神輿庫。
毎年10月30日から11月3日まで秋季大祭が催され、神輿渡御も行われます。
2本の背の高いイチョウは、全身が深緑色になっていました。
生命力を感じさせる濃い緑色であります。
拝殿の先に本殿が建っているのでお参りをしましょう。
本殿に祀られているのは、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、速秋津姫命(はやあきつひめのみこと)です。
創建は、応和年間(961-964年)ということですから、1000年以上の歴史があります。
当初は、水垂町(みずたれちょう)にあり、桂川の水上運輸の守護神として崇敬されていましたが、明治33年(1900年)に淀川改修工事のため当地に移転しています。
拝殿の南側には、3つの末社が建っています。
本殿の裏のアジサイ
与杼神社の西から南にかけて、淀城跡公園があります。
淀城跡公園から本殿の裏にまわると、梅雨らしくアジサイが咲いていました。
アジサイの数は、それほど多くないですが、この時期らしく、みずみずしい花を咲かせています。
木陰で咲くアジサイは、特にしっとりとして見えますね。
ガクアジサイを間近で観賞。
青色の花が梅雨らしさを感じさせてくれます。
6月中旬の与杼神社の境内は、イチョウの葉がしっとりとしていました。
雨が多いですが、植物が生き生きとして見えるのが梅雨の良いところですね。
なお、与杼神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。